世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

着信履歴20件

2010年08月21日 22時12分41秒 | Weblog
引き続き時差ぼけ真っ最中。
今日も出勤だったのだが、今朝、着替えながら携帯を見てびっくり。
母ヨーコたんから着信履歴20件!
誰かに何かあったんじゃないかと心配して折り返すと、彼女は私が寝坊していないかを案じて電話をかけ続けてくれたらしい。申し訳ない。
化粧やらブローやら一服やらで朝はてんてこ舞な私。
全く気付かなかった。

明日はようやく休み。帰国して初めてゆっくりできる。
明日一日で、疲れと時差ぼけをなんとかして解消させなくっちゃ。


思い出の一枚
メトロポリタンミュージアムで。
明日はこんなふうにしてまったりと過ごそう。


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トランクに残っている思い出の破片

2010年08月20日 23時09分59秒 | Weblog
薬局が閉店してしまい昨日購入するはずだった薬を、本日、無事に購入できた。
今日は時差ぼけがピークに達したのか、日中は本当に辛かった。これは東回りの旅にはありがちなことらしい。

四川に行った姐さんと階段で遭遇。
「旅行、どうでしたか?」
と聞いたら、
「あまり思い出したくない…」
と切なそう。

なんでも乗り継ぎの空港で迷ってしまい、空港職員に中国語で捲し立てられ、たらい回しにされた挙げ句、空港内を母親とダッシュするはめになったそうだ。
「走って疲れたよ。私はいいけど、年老いたお母さんが可愛そうだった」
あまり身内のことを話さない彼女がそう言うのだからよっぽどのことだったのだろう。
言葉が通じない国で、飛行機の時間が迫る…この状況、大変だっただろうに。

私の今回のニューヨークの旅は思い出したくない類いのものとはほど遠い。
むしろ、日常に戻り、時間が経てば経つほどあの時空への恋しさは増すばかりだ。
時差ぼけに冒されているのに、あの土地の全てをいとおしく思える。

洗濯物と土産と化粧品以外、まだトランクから出していない。
赤くて大きな革製のトランクは、まだ部屋の片隅に置かれたままだ。

私が無精なのもあるが、なんか、荷物を取り出したらニューヨークの空気みたいなものが蒸発してしまうような気がして。
もらったパンフレット、やけに派手なメトロカード、エンパイヤーステートビルの入場券やリバティ島へ行くためのフェリーの券。
そんなものがまだトランクに入っているはず。

でも私の狭い部屋にいつまでもトランクを放置しておくわけにはいかない。
日曜日に中身を取り出し整理をして、次の旅までトランクを天袋で休ませてあげよう。
そして、とりあえず、メトロポリタン美術館の図録でもゆっくりと眺めようかな。


思い出の一枚
メトロポリタンミュージアムの石像
私もこんな風に洗髪しているよ、と親近感をもって撮影。
髪、もっと長いけれど。


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時差ぼけ

2010年08月19日 23時53分05秒 | Weblog
心療内科デー。

今日は4時間待ち!
4年間の通院で新記録更新。
心療内科を出たのが23時近くだったので勿論薬局は閉店。
処方せんを持って、明日、会社帰りに薬局に寄ろう。(パキシルは2日分だけ余分がある)

心療内科の受付時間までに間に合うように、定時の鐘が鳴ってすぐに会社を出て、スゴい形相で駅までダッシュしても結局4時間も待たされる我が身を思うとマジで泣けてくるぜ。
こんな時間に帰っても、太るから夕御飯をお腹一杯食べることは不可能で、今、ヒモジイ。

今日のクマ医師は、日焼けして顔が赤かった。さては南国にでも行っていたな…?セレブな彼が行く南国は、モルディブとかかな?

そして彼は疲れていた。

待ち時間に、診察室の中から聞こえてくる患者の声の中には「死にたい」というものもある。そのような精神状態の人を救うのだから、心療内科医って凄いに違いない。診察中に溜まり溜まったストレスが彼をモルディブへ向かわせるのだ、きっと。

今日の診察の内容はやはり確認。
ちょっとショックな嫌味を言われて落ち込むことがある。
「まあ仕方ない」と数回リフレインしてるとその内忘れる。
そのリフレインが3回のときもあるし、1週間ぐらいずっとリフレインが続き、喉に刺さった小骨のように私の胸に残留することもあるが、大抵は春の雪のように消散する。
…そんなことをクマ医師に報告した。

彼は赤い顔をニラニラさせて、「前よりはだいぶ良くなりましたね」と誉めてくれた。
私の誉められれば木にでも登るという性質を彼は熟知している。
さすがは4年の付き合いだ。

あと、時差ぼけで眠れないことを報告。ニューヨークにいたときから飛行機内、帰ってからもずっと眠れないんである。眠れてもまたすぐに起きてしまう。救いはストレスからの不眠ではなくて肉体的な疲労からくる不眠だということだ。
昨日はまだ気が張っていたから良かったが、今日は仕事中、ずっと倦怠感に支配されていた。

寝る前に睡眠導入剤マイスリーに抗不安薬ソラナックスをブレンドしても良いと言われた。ソラナックスは在庫がある。睡眠調整日である次の休み・日曜日までその方法で様子を見よう。


「遅くなってしまったので、気をつけて帰ってくださいね」
とクマ医師。

そんなこんなで、処方変更なし。
マイスリー、ソラナックス、パリエット、防風通聖散



一昨日まで、自分がニューヨークにいたことがにわかに信じられない。
あそこで見たもの聞いたものは全て幻だったのだろうか。
そんなことを時差ぼけに支配された頭でぼんやりと思った。


今日の思い出の一枚
セントラルパーク



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夏休み明け

2010年08月18日 22時54分12秒 | Weblog
「よく帰ってきたね~」
と、みんなに言われた。

女一人旅、しかも旅先がニューヨーク。
吉熊上司や後輩男子タイスケくんなんて
「〇〇さん(私)が無事に帰ってこられるか否か」
を賭けていたらしい。

ということで夏休み明けの出勤日は賑やかだった。

そして
「痩せた?」
とも言われた。
そりゃそうだ。
旅先で一番美味しかったのは機内食だったのだから。何を食べても「わあ美味しい!」と思える幸せな舌音痴&食音痴の私がげんなりしてしまう程だった。

仕入などで世界を飛び回る部署の部長には
「あれ!腕、黒くなっちゃって!」
との指摘を受けた。
ニューヨークは25度ぐらいしかなく、大変涼しかった。つい油断していたら、紫外線を浴びて肌が一段と黒くなってしまったんである。
その部長は5回ほどニューヨークに行ったことがあるらしい。あまり個人的に会話をしたことがなかった彼だが、少しだけ親近感が湧いた。

そんなこんなで、同僚からもらった土産の数々!


暫くは食品を買わずに済みそうだ。

残業していたら、●●●ィ~(部長)にお土産をもらった。ユニバーサルスタジオに行ってきたらしい。エルモ、可愛い~!



四川に行ってきた他部署の姐さんにもらったお菓子。パンダクッキー、素敵!
吉熊、ご機嫌。


昨日の夜に帰宅してから時差ぼけでぼんやりしていたが、今朝、「ゲゲゲの女房」のオープニングテーマを観て「嗚呼、日本に帰ってきたのだなあ」と思った。

元気溌剌なニューヨーカーから刺激をたくさんもらってきたらしく、今日の私はちゃきちゃきと仕事に取り組めた。

後輩男子タイスケくんに
「〇〇さん(私)は、旅行前の方が時差ぼけっぽかったですよね」
とか言われた。

夏休み明けも、「口から生まれた口からタイスケくん」は健在のもよう。

もう!



ダコタハウス
思い出の一枚。



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8/16 さようなら、ニューヨーク

2010年08月17日 22時04分22秒 | Weblog
8/16(日本8/17)

7時50分にホテルのロビーに来るようにと言われていたのだが4時に目覚めてしまい、それからずっと起きていた。
薄明かりが射す中、身支度および最終パッキング。
7時半にチェックアウトをし、ロビーで待機。
旅行会社の添乗員さんが運転する車で、他のホテルに宿泊していた人と一緒に空港へ。
月曜日。
出勤時のニューヨーカーはコーヒーを片手に軽快に歩いていた。


アメリカン航空、まさかのセルフサービスチェックイン…。
日本語表示だったので、なんとかできたが…。

手荷物検査は靴まで脱がされる徹底ぶり。

ハラヘリヘリハラ状態だったので、空港のフードコートで朝食。
サーモンの寿司。
ぶっちゃけ、今回の旅では2キロ痩せた。





免税店で日本人の店員さんに声を掛けられた。
彼女はシングルマザー。
そして、広島県出身。
去年まで毎年、夏休みは尾道に行っていたと言ったら喜んでいた。
「尾道からニューヨーク?だいぶ飛びましたねえ!!」
だって。
パワフルで笑顔のチャーミングな女性だった。
最後、握手でさよならをした。


11:50分。
日本へGO!
12時間の長旅。




隣はベトナム人の女の子。
7歳。目鼻立ちの美しい少女だ。


子供は苦手だが、彼女とはボチボチ会話をした。
吉熊を見せたがあまり興味を示さなかった。
お母さんと弟と一緒に日本経由でベトナムに帰るらしい。


マッキンリー付近


機内食



成田空港に到着。入国、税関、荷物を受け取り、マッハで喫煙所へ!うめぇ!うめぇよ、マジで。立て続けに3本吸い込む。

それから携帯で母ヨーコたんに電話で報連相。
私の帰国を喜んでくれた。

旅先で会った日本人(初老の夫婦)に
「私は娘を一人でニューヨークにはいかせない。あなたの両親はよく反対なさらなかったわね」
と言われた。
そのことを母ヨーコたんに言ったら不思議がっていた。そう、彼女は私の為すことすることにあまり反対しない。
自由に育ててもらった(もらってる?)。

出国するとき、電話で
「あとは自己責任だからね。じゃ!」
と言われただけ。
父クマパパはオロオロと心配していたけれども。

いつも旅行後は相当凹む。寂しくて、さっきまでいた土地が恋しくて。
しかし、今回の旅では不思議とそんな気持ちは湧き起こらない。

なぜだろう。

それは、たぶん、ニューヨークの人々の労働意識の高さや、うまく言えないんだがパワーのようなものを見たからだと思う。
「よし!私も明日から頑張ろう」
と思える素敵な街だった。やることやればあとは自由!といった気質がいい。
あとニューヨークで働く日本人たちのバイタリティに刺激を受けた。

英語は、特に問題はなかった。なんとかなるもんである。もう少し話せたらもっと楽しめたのかなとも思う。
タクシーの運転手は出稼ぎの方が多いらしく、英語が通じないことが多々してあった。頭にターバンを巻いた運転手とかいて、困惑。バングラディッシュ人の運転手にやたら好かれたりもした。
昨年一年間やったリトルチャロの効果も感じられた。チャロ、ありがとう。道に迷ったときは私自身がチャロ状態に陥ったけれども。

兎に角、エキサイティングな街だった。治安も悪くはなく、道行く人は皆優しい。
道を尋ねるとちゃんと教えてくれ、最後に必ず「エンジョイ!」と言ってくれた(警戒心は常に持っていたが)。

飛行機内で眼下に広がる千葉県の畑を確認したとき、自身を小惑星探査機はやぶさに重ね、満身創痍の帰還だと思ってしまった。
(今、丸の内でカプセルの公開があるらしいのだがあまりにも疲れていたのでスルー)
今回の旅行では、JAXAで購入したはやぶさ君バッジをお守りにしていた。

2010年夏。

32年の人生で、一番刺激的な夏を体感した。

私の身勝手な行動に同行してくれた吉熊、ありがとう。
そして、INY

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8/15 ニューヨークを単独で徘徊

2010年08月17日 21時57分50秒 | Weblog
8/15
一日自由行動。
気が緩んだのか、起床は10時。ベッドメイキングの人に起こされた。

まずはダコタハウス。
セントラルパークの西側。
故ジョン・レノンとオノ・ヨーコの住まい。
高級マンションである。
マンションなのに守衛さんが!さすが!





セントラルパークに入場。
ストロベリーフィールズ。
ダコタハウスの前、W72nd street から入った所の一角にあるエリア。
イマジンの碑。


お腹が空いたので、芝生に座り、ホットドッグを食べた。緑とビル群の対比が素敵。




リスには遭遇しなかったが馬車には遭遇した。蹄の音が良い感じ。


そして念願のカルーセルに乗車!
これ、華原朋美も乗ったんだよなあ。
感慨深い。
日本でいうと明治時代に作られた回転木馬で、現役。
2ドルで10分ぐらい回転。
曲目も多いらしい。
これ、今回の旅の目的。満足。







セントラルパークの反対側まで歩きたかったのに何を血迷ったのか、全然違うところに出た。



仕方がないのでタクシーを拾い、シュワルツへ。5番街のおもちゃ屋さんである。これが最高に楽しい場所であった。薦めてくれた●●●ィ~(部長)に感謝である。


クマさん!!!!


巨大ピアノを奏でる人。



シュタイフのクマは日本で買うとけっこう高い。こちらでは若干お手頃価格で販売されている。どうしても運命を感じてしまったクマがいたので購入。吉熊に弟ができた。名前はワルツ君。吉熊のこと「兄貴」だって。仲良くするのですよ。



隣のアップルストア。
大混雑。



続いて、近くのモンブランニューヨーク支店で万年筆を吟味。一生もんの万年筆を欲しいと思っていたのである。入口には黒人が立っていて物々しい雰囲気。勇気を出して入場。
女性の販売員が日本語で声をかけてきた。おお!ありがたい。彼女は私と同じぐらいの年齢だ。しっかりとした人だった。他の販売員と英語で会話していてマジでリスペクト。こちらに来て8年だという。話が盛り上がったついでになぜか金八先生について二人で語った。桜中学とか。まさかニューヨークで金八先生の話をするとは思わなかった。
万年筆は名前も入れられるらしい。時間がないので東京で入れてもらうことにした。予算を超越したが、まあいいか。

同じ並びにあるヴィトンへ。妹と弟に頼まれていたものをハゲタカのように購入。アズールのカードケースとダミエの財布、狙い撃ち。ここでも日本人販売員の世話になった。

向かいのティファニーへ。
あの映画の舞台だ。ムーンリーバーが脳内で流れた。


部長の言う通りに上の階まで行ってみた。日本よりも大体3割ぐらい安いだろうか。ダイヤリングのティファニーセッティングにため息が出た。石留めの技術で一番好き。





ロックフェラー界隈。






旅行会社の支店があるホテルに寄り、ネットに興じる。ブログ更新。

ホテルの外の喫煙所で喫煙をした。
目の前にいかつい黒人がやってきて「煙草を一本くれ」とか言う。ずうずうしいなあと無視していたらずっと私の前から離れない。私は煙草に関しては相当ケチである。よく「一本くれるかな?」と言われると内心けっこうムカついているんである。
それにしても彼、しつこい!渋々、「あげます?」と訊いたら彼、満面の笑顔に…。

そしてまたブラブラ。
近代美術館の店で土産を購入。洒落ているものが多い。

全米最大のカトリック教会のセント・パトリック教会では夕方の祈りが開催されていた。厳かな雰囲気にうっとりとしてしまう。





ビルの谷間にある公園で休憩。


バンカメ!



51ストリート駅という地下鉄の駅に向かう。地下鉄利用は今回の旅の課題であった。自分の中で。

1回分のチケットを買う。
改札を通過。
電車に乗る。

難しいことはなかった。ウォール街に行きたかったので下り電車に乗る。基本的に上りと下りしかないので東京の地下鉄よりは遥かに簡単だ。









しかし、車内は怖そうな人がいっぱい!嗚呼、やはりここはニューヨークなのだと実感。
ここで怯んでは駄目だ。いかにも物慣れた感じで澄まして乗車。女優になれっかも。

ウォール街到着。






ニューヨーク証券取引所。


一度訪れておきたい場所だった。日曜日だったのでビジネスマンはいなく、閑散としていた。…しかも雨が降ってきた。雨のウォール街もなかなか乙。


トリニティ教会



また地下鉄に乗り、28ストリート駅を目指す。



駅からホテルまでの道のりがわからない。タクシーにも乗車拒否されるし、雨は強く降ってくるし、リトルチャロ状態。
この国で私を知っている人はいないんだなあと思ったら、なぜだか急に積極的になる。
「旅の恥はかき捨てじゃん!」って。

サブウェイで屯っている若いお兄ちゃんたちに道を尋ねた。
丁寧に教えてもらい、自分のいる場所をなんとなく把握。
なんとかホテルに到着。
初めて自分を誉めてあげたくなった。
20時。
一度荷物を置き、近くのマクドナルドに。
ここの店員、すげーの。
客がレジで並んでいるのに、みんな、奥でまったりしているんである。

サラダをオーダーしたら黒人のお姉さんに
「あは?」
と言われた。

サラダは諦め、パネルを指差し、「あれください」状態でなんとかセットをオーダー。
なんとかセットは量が半端ないので半分ぐらい残す。こんな量を毎日食べていたら確実に太ると思う。

21時にホテルに戻り、明日の出発に備えてパッキング。

この部屋ともお別れか。
寂しいな。


私の宿泊したホテルは古かったが、とても清潔だった。
エレベーターが手動式だと知ったときはドン引きしたが。映画のロケ地としても使用されるらしい。雰囲気のあるホテルだった。
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8/14 ニューヨークに触れる

2010年08月17日 21時15分40秒 | Weblog
8/14
市内観光のオプションを申し込んだにもかかわらず、勘違いして集合時間に間に合わず(寝坊ではない)。
旅行会社からホテルの私の部屋に電話が入り、「合流したいのであれば今すぐ〇〇ホテルへ。そこからまたこちらに折り返し電話してください」と指示される。
急いでホテルを出て、タクシーに乗り込む。心臓ばくばく。タクシーの運転手さんは気さくな人で安心した。


〇〇ホテルに到着。一生縁のないような高級ホテルである。フロントの殿方に事情を説明したが上手く伝わらず。仕方がないので女性の従業員にお願いしたら、旅行会社に電話をしてくれた。
「ホテルの外にいて待っててください」
と旅行会社の人に言われた通りに待っていたら、添乗員さんがキター!
普通の殿方なのだが、外国でのこの状況に、彼が白馬の王子さまに見えてしまった。
自由の女神行きのフェリー乗り場でオプションに申し込んだ人たちと合流。
とりあえず、安心。
ここでも空港並の荷物検査がある。

フェリーは自由の女神のあるリバティー島へ。
たしかリトルチャロでもでてきたな、ここ。
日本行きの船かと思って乗り込んだチャロ。しかし、結局、自由の女神行きのフェリーだったという話で。

自由の女神、大きいな~。
美人。








波止場の鳥。


フェリーの売店のおじさんに異様に好かれた。

サウスストリートシーポート。





ブルックリン橋がよく見える。


食事はフードコートで。
やきそば。


国連本部。
土曜日だったので、会議は開催されておらず、ただのビルだった。



国連本部の地下。





グランドゼロ。
世界貿易センタービルの跡地。

だいぶ前、NHKで観た番組「明日に架ける橋~賛美歌になった愛の歌」。
同時多発テロが起きた時、人々がサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」を歌ったという特集を観た。あの番組を観て、いつかここには来なくてはと思っていた。


ここにあんなに高い建物が建っていたなんて信じられない。

瓦礫から偶然出てきた十字架の形をした鉄骨。


グランドゼロ近くにあるミュージアム。


バスからの眺め。
イエローキャブがたくさん!


市内観光は終了。

次のオプションまで3時間ほどあったのでメトロポリタンミュージアムへ。
これが広大で迷子になりながらの鑑賞となった。じっくり観ると丸2日間かかるというのも納得。





















つんつん。


ミイラ!!!
みんなのうた「メトロポリタン美術館」で踊っていた人?


モネ


一番印象的だった絵画。




喜多川歌麿の絵。
落ち着く~。


どう見ても後輩男子タイスケくん…。
似すぎ!


にらめっこ。





次のオプションの集合場所まで移動。


マンハッタンナイトツアーへ。

車内から見たアイロンビル。
面白い形だ。


暮れゆくマンハッタン




ピートス・ダウンタウンという老舗のレストランで食事。
創業は1894年というからけっこう古い。




同席したのは初老の夫婦。旦那さんは元商社マンで最近定年退職したらしい。30年前、ここニューヨークで新婚生活を開始した。定年を迎えたので原点回帰ということで再びこの地を訪れたとのこと。
旦那さんは世界貿易センタービル内のオフィスで勤務していた。あのテロで元同僚を亡くしているのだとか。話を聞いていたら泣きそうになってしまった。

レストランから近い広場。
夜景に身震いした。




続いて、エンパイヤーステートビルへ。
基礎工事の開始が1930年。
1時間ほど並んだ。


待った甲斐があった。
86階の展望台。
こんなに美しいのだもの!








宝石を散りばめたよう!!
感動した。

0時。
ホテルまで送ってもらい、風呂に入り、お土産リストの確認や翌日の予定を綿密に考えた。

なぜだか、かなりのホームシックに陥る。
日本に帰りたいという思いと、まだここにいたいと思う気持ちがミックスされて泣きたかった。吉熊を握りしめ、嗚呼、一人で生きていくってこういうことなんだと実感。

そんなことを考え、2時、就寝。
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8/13 ニューヨーク到着

2010年08月17日 21時09分47秒 | Weblog
8/13
引き続き飛行機内。
眠れない。
どうして他の人は爆睡できるのだろうか。航路を調べたら今、アラスカ辺りらしい。ちょっと寒い…。

深夜にチキンが入ったパンが配布された。とりあえず食べる。


そうそう、パキシルを飲まなければ…と飲んだ辺りから眠気が訪れた。3時間ほど仮眠。
着陸1時間前に簡単な食事。
税関の書類を急いで書いていたらいつのまにかジョンFケネディ空港に到着。

17:00.
ハロー、ニューヨーク!
入国審査で白人の殿方に「ハァ…」とため息をつかれた。書類に不備があったらしい。そのうち、彼の仲間もやってきて「こいつさ、だめなんだよ」といった感じ。
しょぼん。

荷物の受け取り。
回転寿司のように回ってくる数々のトランクの中から私の赤いトランクを見つけるのは容易であった。このトランクにして良かった。

ロビーを徘徊していたら、私の申し込んだ旅行会社のボードを持つ日本人男性発見!
地獄で仏。
物腰の柔らかい感じの殿方だ。超ジェントル。
彼・Sさんのセダンで私の他に参加している親子3人とマンハッタンへ。
Sさんはただ我々をホテルに届けるだけが仕事なのに、観光ガイドまでしてくれた。20年もこちらに住んでいるのでさすがに詳しい。
林真理子先生の小説に、本国を離れて長い日本人男性は年齢不詳だと書かれてあったが、本当にそうだと思った。
目の前に広がる、夕日に染まったマンハッタン。
次第にビルの谷間にいる人々の息づかいを感じるほど中に突き進んでいく。
あの怜悧なビルの谷間にこんなにホットな人々の暮らしがあるのか。

18:00。
ホテル「DEAUVILLE」に到着。
Sさんにチェックインしてもらい、「良い旅を」と送られ、フロントの人とエレベーターに乗る。

ん?
なにこれ?
まさかの手動式!
まじかよ?
しかも高速!!
32年生きてきて、手動式のエレベーターに乗るのは初めてだ。


荷物を運んでくれた人にチップを渡そうとしたら、「いいや、そのあなたのポシェットに入れておきなさい」と英語で言われた。

部屋に着くや否やベッドに倒れ込む。
相当疲れていたらしい。


22時頃、むくっと起きて、フロントに鍵を渡して、そこら辺を散策。
どきどき。
スーパーがあったのでスタバのコーヒーとパンを購入。
ケーキでも買おうかな~とケースを覗いてみたら、大きくてたまげた!
一欠片が日本で売られている普通のケーキの1ホールぐらいある!
しかも色がもうなんか鮮やかすぎ。

紙幣を出すときにとまどっていたら、レジのおっちゃん(たぶん中国人)に笑われた。
「アリガトウゴザイマシタ」という笑顔が忘れられない。

風呂に入って地図やパンフレットを見て2時におねむ。
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8/13 出発!

2010年08月17日 21時00分30秒 | Weblog
8/13



今回の旅行ではアメリカン航空を利用。
チェックイン、手荷物検査、出国審査、いずれもスムーズに終える。
そして魅惑の免税店!
充満した香水の匂いを嗅ぐとテンションが上がる。
煙草と父親の香水を購入。

18:00の飛行機で成田を発つ。
私と吉熊を乗せた飛行機は、急に加速をつけてやがて飛ぶ。

機内食はシーフードのパスタ。
今回の旅行では、これが一番美味しかった…。


隣の席は韓国人の学生さん。
彼はX JAPANのファンだそうな。

客室乗務員はチャキチャキ働き、笑顔が素敵な方ばっかりだった。

吉熊に

2010年08月16日 05時45分27秒 | Weblog
今日はセントラルパークお散歩しました。
それから5番街で買い物。

吉熊に素敵な弟ができました!
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これからマンハッタンナイトツアーへ

2010年08月15日 07時09分57秒 | Weblog
ニューヨークの人々は皆親切です。
聞けば丁寧に教えてくれます。

今日は市外観光、そしてさっきまで一人でメトロポリタンミュージアムへ。
もちろん、迷子になりました。
完璧になめていたぜ、メトロポリタンミュージアム。
広すぎ!!!!!!!!!!

これからマンハッタンナイトツアーに行ってきます。


あ、今は、旅行会社の無料インターネットサービスを利用しています。

ニューヨークなう。

2010年08月15日 03時14分47秒 | Weblog
ニューヨークなう。

順調に楽しんでいます。
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いざ、ニューヨークへ!

2010年08月13日 16時20分33秒 | Weblog
成田空港なう。

出国審査も手荷物検査も終え、あとは飛行機に乗るだけ。
ゲートも確認済み。

吉熊は飛行機を見てコーフン。
私は免税店の化粧品と煙草を見てコーフン。

では、行ってきます!
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見送りクマ

2010年08月13日 02時25分52秒 | Weblog
うちのクマたちの中に、国際派クマが2人ほどいる。
アメリカ出身のロッキーとマックだ。
ロッキー(左)は、一昨年、母と妹がナイアガラの滝付近のお店で買ってきてくれた。その器量良しっぷりは他のクマ達の追随を許さない。マック(右)は数年前に母がニューヨークの空港で買ってきてくれた。おとぼけキャラのクマだ。

あなたたちの故郷に行ってくるね。

旅先でも、素敵なクマとの出会いがあるとよいなあ。
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「ティファニーで朝食を」

2010年08月12日 23時29分55秒 | Weblog
旅行の準備に明け暮れた一日だった。
あれもこれも必要なものに思われてくる。
よく考えて「やっぱイラネ」というグレーゾーンは排除し、ようやく完了。

夕方から、借りていたDVDを観た。
「ティファニーで朝食を」
口コミなどを観ると「オードリーは良いんだけど、ストーリーはねぇ」といったものが多く、今まであまり観る気がしなかった。
明日からニューヨークに行くのだし、ティファニーも恐らく見ると思うので予習のつもりで観てみた。

これが良かった。
今、じんわり来ている。

娼婦ホリーとパトロン付きの作家ポールが次第に惹かれていくラブロマンス。

まずはやはりオードリー・ヘップバーン扮するホリー・ゴライトリーの魅力に持っていかれる。娼婦役にしては若干気品が溢れていやしないかと思ったのだがさすがは女優。徐々に違和感がなくなていった。黒のドレスと煙管と盛り髪。あの有名な姿は意識の根底にあったが、改めてよく見るとため息ものである。

そしてポール・バージャク役のジョージ・ペパード。
この人、かっこよすぎ。
男前っぷりに眩暈がした。

この美男美女がニューヨークの街を闊歩するシーンがさまになるったらありゃしない。
あとホリーが飼っている猫(名前が無い)。
けっこう存在感があったにゃー。
彼らの他に、彼らの背後に写るニューヨークの街並みも重要なキャスティングだと思う。
自由奔放なホリーが、ポールから「君は自分という檻に閉じ籠っている」みたいなことを指摘され、それを認めようか否かを考えるときの表情@タクシーが良かった。
ティファニーで文字彫りしてもらった安物の指輪を見たホリーがタクシーを降り、一度は捨てた猫にゃんを探す&彼を追いかける最後のシーンでは胸が熱くなった。

いいなー。
あーゆーの。


「ティファニーで朝食を」予告編




明日から吉熊とニューヨークへ行ってきます。
ブログの更新が滞ります。