世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「ティファニーで朝食を」

2010年08月12日 23時29分55秒 | Weblog
旅行の準備に明け暮れた一日だった。
あれもこれも必要なものに思われてくる。
よく考えて「やっぱイラネ」というグレーゾーンは排除し、ようやく完了。

夕方から、借りていたDVDを観た。
「ティファニーで朝食を」
口コミなどを観ると「オードリーは良いんだけど、ストーリーはねぇ」といったものが多く、今まであまり観る気がしなかった。
明日からニューヨークに行くのだし、ティファニーも恐らく見ると思うので予習のつもりで観てみた。

これが良かった。
今、じんわり来ている。

娼婦ホリーとパトロン付きの作家ポールが次第に惹かれていくラブロマンス。

まずはやはりオードリー・ヘップバーン扮するホリー・ゴライトリーの魅力に持っていかれる。娼婦役にしては若干気品が溢れていやしないかと思ったのだがさすがは女優。徐々に違和感がなくなていった。黒のドレスと煙管と盛り髪。あの有名な姿は意識の根底にあったが、改めてよく見るとため息ものである。

そしてポール・バージャク役のジョージ・ペパード。
この人、かっこよすぎ。
男前っぷりに眩暈がした。

この美男美女がニューヨークの街を闊歩するシーンがさまになるったらありゃしない。
あとホリーが飼っている猫(名前が無い)。
けっこう存在感があったにゃー。
彼らの他に、彼らの背後に写るニューヨークの街並みも重要なキャスティングだと思う。
自由奔放なホリーが、ポールから「君は自分という檻に閉じ籠っている」みたいなことを指摘され、それを認めようか否かを考えるときの表情@タクシーが良かった。
ティファニーで文字彫りしてもらった安物の指輪を見たホリーがタクシーを降り、一度は捨てた猫にゃんを探す&彼を追いかける最後のシーンでは胸が熱くなった。

いいなー。
あーゆーの。


「ティファニーで朝食を」予告編




明日から吉熊とニューヨークへ行ってきます。
ブログの更新が滞ります。