世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

良縁

2010年04月05日 22時29分45秒 | Weblog
週初めから雨。この時期の雨ぐらい腹立たしく思う雨はない。
桜が散っちゃうじゃん!やめてくれ。

今朝の朝礼は月初なので、社長のスピーチがある。「この業界で、当社はもっとイケます。イケるはずです」みたいなことを語っていた。イケイケ。
社員一人一人が協力し、良いアイデアを出しあっていきましょう、とも。
じゃあ自分にできることは?ということを考えさせるので、やはり彼にはカリスマ性があるんだと思う。
11年前、私がうちの会社を受けようと思った理由は、経済誌に記載されていた彼の人柄にある。彼の素朴で生真面目なところに惚れた。



9時のホイッスルが鳴った途端、怒濤のごとく仕事が連なって襲ってきた。
日経平均株価は、先日発表されたアメリカの雇用統計が良かったせいで続伸。
市況を見つつ、仕事をこなそうとするが、

むりぽー!(心の中で絶叫)

以前、こういうときにはパニックになっていた。何から手掛ければいいのかわからなくて。
そんな私に吉熊上司が「影響を及ぼす人が多い仕事からやれ」と言った。
もう8年程前にいただいた言葉なのだけれども、この法則は私の中で今日のようなときに活用している。


私がいる職場には「感じ悪い」と思う人はいるけれども、根っからの悪人はいない。人を騙したり足を引っ張ったりする人は私が知る限りいない(店舗はわからないが)。
特に女子同士はみんな姉妹みたいに仲が良い。仕事で注意や指摘をしても気まずさを感じないし、感じさせない。

「この人苦手」と思っていた他部署の次長とでもクマが縁で円滑に仕事を行えるようになれた。
また、海外出張に行くことが多い他部署の部長(気むずかしい)にメールで情報を送信していたら、「いつもありがとう」と返事がきた。

みんな良いところがあるんだと思う。
一番身近な吉熊上司も後輩男女も、これ以上とない素敵な同僚だ。

今ある良縁を大切にしたい。

雨に煙る桜を見ながら、そう思った。
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