世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

帝と更衣とミルクレープ

2010年04月14日 22時00分57秒 | Weblog
昼休みの喫煙所には、本を持参している。まさに至福の時間。
喫煙所仲間の話に入る場合もあれば、煙草を片手に黙々と頁を捲る日もある。
最近、林真理子先生の「六条御息所 源氏がたり 一、光の章」を読みはじめた。
社内の噂話を聞きながら、帝と更衣との濃厚な情愛シーンを読むのは至難である。
「今日さー、あの人、機嫌悪くてさー」
「マジっすか?」
という会話の横で、帝と更衣が昼過ぎまで几帳の中から出てこない云々という部分を読んでいる私。軽く変態である。

それにしても、平安時代のラブシーンってどうしてあんなに美しいのだろうか。
行間から衣擦れの音やお香の香りが漂ってきそうである。

今日の喫煙所ネタは、ドトールのミルクレープだった。
皆が皆、美味しいと口を揃えて言っていた。
気になる~。

私は甘いものをあまり食べない。
胃を壊した5年前から味覚が変化してしまった。
しかし今日はそのミルクレープが食べてみたくなった。

残業を終えてドトールに寄り、早速食べてみたのだが、旨い!
(テーレッテレー←「ねるねるねるね」のCMの効果音)

食欲が満たされた後、また源氏物語の世界にワープして、愛欲を満たす私であった。
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売れるかな…さてさてホホ~♪

2010年04月14日 21時58分49秒 | Weblog
昨日下りた稟議決裁。その写しを各担当者に渡しに社内を歩いていたら、社長と仕入担当の部長に声を掛けられた。

布をオープンしてみたら、新たな商品がずらっと並んでいた。

「良いですね!売れますよ!」
と満更嘘でもない感想を述べておいた。
「売れるって言ってるぞ。よし!たくさん仕入れをしよう!」
と、社長は嬉々として仕入担当部長と打ち合わせを始めてしまった。

決して軽はずみで言った訳ではないのだが。
そんなに簡単に一市民である私の意見が採用されるとは思ってもみなかったので、ちょっと驚いた。
売れなくて大量に在庫を抱えるようになってしまったら、責任を追求されるのだろうか。

不安だ。
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