世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

心療内科の後のホットケーキ

2007年09月29日 23時41分23秒 | Weblog
心療内科デー。

今日は待たされた!
2時間ちょいって…。
でも林真理子先生の小説を読んでいると、時間を持て余さない。
今日は以前読んだ「胡桃の家」を持参。
短編集なのだが、その中の「女ともだち」が好き。大学入学で上京してきた女子が東京育ちの女子に複雑な感情を抱く様子なんかは、超リアル。主人公と東京育ち女子の、10年後に起こるドンデン返し×2が面白い。地方出身者にしか分からない感情が剥き出しに書かれていて、文字を追っている間に2時間があっという間に過ぎてしまう。

名前を呼ばれ、診察室へ。最近の状況をクマ医師にホウレンソウ。
いつも、彼は私の目を見ながら質問をしてくる。

さて、私の状況…
最近、私のココロはとても落ち着いている。
なので、まずは昼のソラナックスを抜いてみましょうとのこと。
我慢ができなかったら飲んでもすぐに速攻性があるから大丈夫なんだとさ。

できるかな…。

クマ医師は、よく仕事の内容を訊いてくる。
こんな私だが、けっこう社外秘の仕事を持っているので、あまりダイレクトには伝えられない。ここが歯痒いところ。

薬局で薬をゲットし、ふと気付けば10時。
胃袋と相談し、近くの喫茶店で夕御飯。
今宵は大好きなホットケーキ。
読みかけの小説片手にノロノロと食していたら、ホットケーキは固くなってしまっていた。
ホットケーキは生が一番美味しいと思うのは私だけだろうか。
指で掬ってちょっぴり舐める。
後で必ずお腹が痛くなるんだが、舐めているときは恍惚とした表情を浮かべてしまう。そのぐらい美味。

固くなったホットケーキをフォークで突きながら考える。
先日、某さん(40代殿方)から「女は30過ぎたらシーラカンス。化け物だね」と言われた。
昔の、少なくとも1年前の私ならば、それはそれは憤慨しただろう。
でも、最近の私は流せるようになった。
シーラカンスだなんて希少価値ありありじゃね?ぐらいに思っている。
そのことを今日の診察で話したら、クマ医師は喜んでいた。
「そうですよ!くだらない戯言にエネルギーを使うことないですよ。流すことは大切です」
と言っていた。

ホットケーキだって、生だった時期があるし、フカフカする時期もあるし、時が経過すればカチコチになる。
歳を重ねることも同じではないか。
私だって赤ん坊の時もあったし、これから初老にもなる。
そんなこと、当たり前ではないか。
女性というだけで、30歳を過ぎたらシーラカンスと呼ぶ程度の人間は、そういう当たり前のことも知らないんだろう。狭い価値観で生きる彼がなんだか可愛そう!

ということで、全然ホットではないホットケーキを元気良く食べる私であった。

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奮発!

2007年09月29日 23時40分48秒 | Weblog
土曜出勤の日のお昼は普段より豪華にいきたい。

奮発してホタテご飯弁当!
きゃ~!