心療内科デー。
そそくさと定時で上がる。
マッハで駅まで歩かないと予約時間に間に合わない。
競歩並のスピードを保ちつつ、来た電車に飛び乗った。
ここ最近、よく眠れる。入眠はまだ困難で、マイスリー服用してから意識が無くなるまで1時間程はかかるが、熟睡度がすこぶる高い。
悩みが無いと言ったら嘘になるが、「何とかなるんじゃない?」と楽に考えられるようになった。
これが熟睡の最大の要因だろう。
悩みって、大きさがあると思う。
まず、私にとっての大きな悩みといったら、やはり老後だ。
蓄えをきちんとできるか?
葬式代を残せるのか?
ということである。
己の幸せを考えて独身を貫くと誓った以上、無責任な尸にはなりたくない。
惨めで貧乏な老後なんて嫌だ。
…など意気込んで悩んでみたりするが、実際、自分の老後のことなどよく分からないのが現状だ。
分からないものを悩んだって仕方ないじゃ~ん!
問題は、小さなことである。
明日の、人間関係に左右される職場の雰囲気。
あの人は、私をどう思っているんだろう?
使いモノにならないと思っているんじゃないだろうか?
そう言えば、あの時、こっちを見て何か話していた気がする…私のことだろうか。
この類の悩みは小さいけれど、蛭のようにじっとりとしていて、なかなか私のココロから離れてくれない。
ひっつくだけではなく、物事を楽しむ活力さえも奪っていく。
「悩んだって仕方ないじゃないですか。その時その時、上手く対応していったら良いんですよ。そうじゃないですか?」
心療内科医・クマ医師はそう言った。
(今日はピンクのシャツを着用のクマ医師。しかもビビットピンクだ。…日焼けした肌に合わせると、なんか…国籍不明なクマに見える)
上手く対応できっかな…私。イマイチ不安。
ああん!ダメダメ!こういうふうにイチイチ悩むのがイクナイんだ。
今日の診察はサクっと終わった。
そして、サクっと処方せんを書いてもらった。
私が笑顔だとクマ医師も笑顔になる。
なんだか、嬉しい。
次回の診察も、彼の笑顔が見たい。
帰り道。
薬袋をぶら下げて歩く。
空気が秋めいているのを感じた。
先月のじっとりとした空気が嘘のようだ。
夏から秋へ。
今まで当たり前だったものが消滅し、新しいものが訪れる。
人はそれを移り変わりと呼ぶ。
ココロも、
気の持ち方も、
きっと。
きっと、変われる。
そそくさと定時で上がる。
マッハで駅まで歩かないと予約時間に間に合わない。
競歩並のスピードを保ちつつ、来た電車に飛び乗った。
ここ最近、よく眠れる。入眠はまだ困難で、マイスリー服用してから意識が無くなるまで1時間程はかかるが、熟睡度がすこぶる高い。
悩みが無いと言ったら嘘になるが、「何とかなるんじゃない?」と楽に考えられるようになった。
これが熟睡の最大の要因だろう。
悩みって、大きさがあると思う。
まず、私にとっての大きな悩みといったら、やはり老後だ。
蓄えをきちんとできるか?
葬式代を残せるのか?
ということである。
己の幸せを考えて独身を貫くと誓った以上、無責任な尸にはなりたくない。
惨めで貧乏な老後なんて嫌だ。
…など意気込んで悩んでみたりするが、実際、自分の老後のことなどよく分からないのが現状だ。
分からないものを悩んだって仕方ないじゃ~ん!
問題は、小さなことである。
明日の、人間関係に左右される職場の雰囲気。
あの人は、私をどう思っているんだろう?
使いモノにならないと思っているんじゃないだろうか?
そう言えば、あの時、こっちを見て何か話していた気がする…私のことだろうか。
この類の悩みは小さいけれど、蛭のようにじっとりとしていて、なかなか私のココロから離れてくれない。
ひっつくだけではなく、物事を楽しむ活力さえも奪っていく。
「悩んだって仕方ないじゃないですか。その時その時、上手く対応していったら良いんですよ。そうじゃないですか?」
心療内科医・クマ医師はそう言った。
(今日はピンクのシャツを着用のクマ医師。しかもビビットピンクだ。…日焼けした肌に合わせると、なんか…国籍不明なクマに見える)
上手く対応できっかな…私。イマイチ不安。
ああん!ダメダメ!こういうふうにイチイチ悩むのがイクナイんだ。
今日の診察はサクっと終わった。
そして、サクっと処方せんを書いてもらった。
私が笑顔だとクマ医師も笑顔になる。
なんだか、嬉しい。
次回の診察も、彼の笑顔が見たい。
帰り道。
薬袋をぶら下げて歩く。
空気が秋めいているのを感じた。
先月のじっとりとした空気が嘘のようだ。
夏から秋へ。
今まで当たり前だったものが消滅し、新しいものが訪れる。
人はそれを移り変わりと呼ぶ。
ココロも、
気の持ち方も、
きっと。
きっと、変われる。