世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

唇が感じた禁断の味

2007年09月15日 23時10分43秒 | Weblog
久々に部屋を掃除した。
いや、気付いたら掃除をしていたのである。
事の発端は、クーラーの水漏れ。
先月の旅行の前日からポタポタ垂れていた。
下に桶を置いて凌いだ、2007年夏。
なんだか屋根にガタがきているボロい家の住人になっている錯覚を得ていた。
水がポタポタ垂れる音が、こんなにも人を惨めな気持にさせるなんて…と毎晩考えながら寝ていた。
頭に「一握の砂」とか過ぎる…。

ネットで「クーラー 水漏れ」と検索するとけっこうヒットする。
私だけじゃないんだ!と、微妙に勇気づけられる。
どうやら室外機のドレン(水を出すホース)が詰まっているもよう。
防水掃除機なるものでドレン内にある水やゴミ吸い出すのが得策らしい。
一際目を引いたのは、ドレンを口に咥えて「スーハースーハー」した…という体験談。

これなら手軽にできるかも!そう直感的に思った。

いざ、ベランダに設置されている室外機の前で屈む。
どれどれ…あっ、これがドレンっつーやつね。
…え?
これ、口で咥えるの?
マジで?

手元にあるドレンは、埃だらけだ。
微妙に水分が付着していて、埃とコラボし、泥まみれのような様相を呈していた。

とりあえずその汚れを水で洗い、いざ、口に咥えようとする。

迷いというか雑念というか、色々なことが頭を巡る。

背には太陽。
遠くで子供たちが遊ぶ声。

そんな平和な土曜の昼に、ドレンを握り佇む私。
これから、こいつと熱き接吻を交わすのか…。

5分ぐらい悩み、決死の覚悟で口に入れた!
「ゴキブリの尸が出てきた」という体験談が頭に浮かび、ちょっと吸って、すかさず離す。
するとドレンからは汚水が勢い良く噴射。

それを見届けて、バスルームに駆け込んだ。
とにかく、ザラザラする口を洗いたかった。
5回ぐらい歯磨きをし、クーラーのスイッチをオンにしてみた。
水漏れは直ったもよう。
汗と埃まみれになり、こうなったら徹底的に汚れてみよう!と急に思い立った。
掃除開始。

ヤニで変色したカーテンを洗った。
窓を拭いた。
化粧品コーナーを徹底的に整理整頓。1年以上使用しなかったモノは全て捨てた。
エアコン内部も綺麗に洗った。
ベランダの床を拭いた。
部屋の床に掃除機をかけた。

あ~!すっきり!
あとは汚れた自分を風呂場で洗った。

画像は洗った後のカーテン。
洗剤の香りがする、ワントーン明るめになったカーテン。

窓から差し込む、初秋の優しい光を吸収してとても美しかった。

この先何年かは、こんな大掛りな掃除はしないだろう。きっと。
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返してよっ!

2007年09月15日 23時10分12秒 | Weblog
「返してよ~!
ボクの帽子だよ!」

吉熊のお気に入り帽子(母親の手編み)をチビ熊に取られた吉熊、大騒ぎ。

うちは本当に賑やかだ。…クマたちがいる限り。
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天国からのメッセージ

2007年09月15日 23時10分05秒 | Weblog
「天国からのメッセージ」というサイトを後輩姫君に教えてもらった。
名前と生まれた年を入力すると、死後の世界にいる私からのメッセージを閲覧できるというもの。(http://www.uremon.com/heaven/)
さっそく入力!!



2007年のわたしへ。
元気ですか?
2007年ごろの自分のことを懐かしく思い出します。
わたしは69歳で、つまり西暦2047年に、病院のベットで生涯を終えます。
周りに迷惑かけてばっかりだったけど、楽しい人生でした。
だたひとつだけ過去の自分に、つまり今のあなたに伝えておきたい事があります。
それは 2009年の夏です、わたしは頼みを断れなかったことが理由で、伊豆へ温泉旅行することになります。
今にして思えば、それは大きな人生の分岐点でした。
怖がることではありません。楽しみにしていてください。
最後にひと言、69年間生きてみて思ったのは「人生に悩むことは、どんなことでも決して無駄じゃない」ってこと。
それでは、またいつか。
残された人生を思う存分味わってください。

亮子 - 2047年の天国にて



だって。
>「人生に悩むことは、どんなことでも決して無駄じゃない」ってこと。
という箇所が妙にリアルではないか。
兼ねがね、このブログでもそのようなことを述べているし…。
あと40年。
その言葉の様な自分を生きられれば良い。

それにしても、2009年の夏の伊豆旅行って何なんだ?

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