最近、周囲の人間は某案件で席を外しっぱなしだ。
私は一人でお留守番。
時々、●●●ィ~(部長)と目が合う。
切長の爽やかな目だ。
薄くてしなやかな唇とのバランスは抜群である。
…あっ、やっべ。
近付いてきたよ、●●●ィ~。
何頼まれるんだろ。
「〇〇〇〇はどこに仕舞ってあるのですか?」
ニヒル満載で尋問する●●●ィ~。
(あ、今思い出した。この人の笑顔は、NHK「みんなのうた」の「雪祭り」という曲に出てくる郵便屋さんの笑顔に似ているんだ←知っている人は少ないと思われ)。
「こちらでございます」
4番目のキャビネットを開けて指差す私。
ここは「THE・私ワールド」なのであまり知られたくないんだが。
「見ちゃ…いや」と、鶴の恩返しのツウみたいに淫靡に隠してみようか。
でも、そんなことしたらクビだろうな…。
それにしても彼の川口浩みたいな探求心って凄いよな。
興味が向学心とうまくリンクしたら、彼みたいに頭が良くなれんのかな?一体どんな少年期を歩んだんだろ。
…なんて考えていた。
「そうですか。興味があるので、時間を見計らって、ここを覗かせていただきます」
ニヒルな笑顔で彼は去っていった。
彼は私の秘境を見たかったわけではない。
資料を見たかったわけでもない。
きっといつまで経っても「あの件」を放置し続けている私に
「この資料を使って早くあの件に着手しやがれ」
と言いたいんだわ。…なんとなく超確信。
今夜は、どうするべきか一人作戦会議だ。
偏差値差40はあるかと思われる私と●●●ィ~。
彼に納得してもらえる資料を、私は作れるのだろうか。
不安だ。
私は一人でお留守番。
時々、●●●ィ~(部長)と目が合う。
切長の爽やかな目だ。
薄くてしなやかな唇とのバランスは抜群である。
…あっ、やっべ。
近付いてきたよ、●●●ィ~。
何頼まれるんだろ。
「〇〇〇〇はどこに仕舞ってあるのですか?」
ニヒル満載で尋問する●●●ィ~。
(あ、今思い出した。この人の笑顔は、NHK「みんなのうた」の「雪祭り」という曲に出てくる郵便屋さんの笑顔に似ているんだ←知っている人は少ないと思われ)。
「こちらでございます」
4番目のキャビネットを開けて指差す私。
ここは「THE・私ワールド」なのであまり知られたくないんだが。
「見ちゃ…いや」と、鶴の恩返しのツウみたいに淫靡に隠してみようか。
でも、そんなことしたらクビだろうな…。
それにしても彼の川口浩みたいな探求心って凄いよな。
興味が向学心とうまくリンクしたら、彼みたいに頭が良くなれんのかな?一体どんな少年期を歩んだんだろ。
…なんて考えていた。
「そうですか。興味があるので、時間を見計らって、ここを覗かせていただきます」
ニヒルな笑顔で彼は去っていった。
彼は私の秘境を見たかったわけではない。
資料を見たかったわけでもない。
きっといつまで経っても「あの件」を放置し続けている私に
「この資料を使って早くあの件に着手しやがれ」
と言いたいんだわ。…なんとなく超確信。
今夜は、どうするべきか一人作戦会議だ。
偏差値差40はあるかと思われる私と●●●ィ~。
彼に納得してもらえる資料を、私は作れるのだろうか。
不安だ。