世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

横浜の休日

2007年06月03日 22時26分27秒 | Weblog
せっかく横浜まで来たのだから…と、鳥浜まで足を伸ばし、ベイサイドマリーナへ行った。アウトレットモールだ。
インタープラネットで素敵なスカートを発見!一瞬、運命を感じたがサイズがなくて諦めた…。

気をとり直して、他の店舗を巡る。
コーチをはじめ、老舗メーカーが集っているのである。定価から大体3割引から5割引で商品が販売されている。
ここで、私は驚愕の事実を知ることになるのである。
昨年末、ナチュビュで購入したスーツのジャケットが販売されていたんである。

…どれどれ?
見覚えのある縦縞ジャケットを手にし、恐る恐る値札を確認…。
な、なんと半額じゃん!嫌だわー…。

しかし、別売りの同じ柄のスカートが販売されていないことに揺るぎない安堵を覚える私(売り切れ?)。
やはり年末、あの時購入しておいて良かった。
あの時こそ、まさに買い時だったんだよ…そう自分を慰めないとやってらんない。

複雑な気持ちで見上げた先にはクレープ屋さんの屋台があった!
ぢつはクレープ、大好きなんである。私。
しかも、甘い系よりツナやチーズの入っている系(総菜系?)を好む。
ベンチに座り、ツナチーズレタスクレープをモリモリ食べる。美味しい。口の周りにべったりとチーズがくっつくが、気にしないもんね。

29歳の女子が日曜日の昼下がり、道端でクレープを食する…。
屋台で購入したモノを屋外で一人で堂々と食せる女子って、私か「ローマの休日」のアン王女ぐらいだろう。

…あっ、私にはクマがいるか。
一人じゃない!

結局、何も購入しなかったが、色々なことが凄く新鮮に思えた休日だった。

こうして横浜の休日は幕を降ろしたのであった。


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目の保養

2007年06月03日 22時20分13秒 | Weblog
ランドマークタワーの隣にあるクィーンズスクエアをぶらぶら。

開放的な空間が素敵。宝飾品店が数店舗あり、ハシゴをした。
やはり美しいモノは良い…。
流線型をしたデザインネックレスや一粒ダイヤのシンプルなリング、目の保養になった。


昇天

2007年06月03日 22時19分35秒 | Weblog
珍しく早く起きられた。
腰痛も昨日ほどではなかったので出かけてみようと思い立った。
最近の週末といえば、大抵自宅ヒッキーが主であった。
それが鬱鬱とした気分を招いているに違いない…。
今、私に必要なのは、自分のしたいことをする、行きたい所に行く…そんな心の深呼吸なのだ。
そんなことは既に分かっていることなんだが、自分を甘やかすということについ罪悪感や後ろめたさを持ってしまうから、最初の一歩を踏み出すのが遅くなるんである。
結果、不発というか中途半端に土日が終ってしまうんだ。

「人生を丁寧に生きよう」

昨夜、マイスリーを飲んだあと、私はそう心に誓った。
これは久々に私の中で沸き起こった野心だ。
そんな緊張感を保ちつつ寝たせいか、今朝は午前6時30分という時間に目覚めてしまった。
全身の細胞一つ一つが「どこかに行きたい」と、刺激を求めているようだ。

場所は横浜。
私はあの街が好きだ。そして、私には目当ての建造物があった。
横浜ランドマークタワーである。
あの日本一高い展望台にどうしても行きたかった。
だいぶ以前、人生に行き詰まると私は高いところに登りたくなると、このブログに書いたことがある。


ランドマークタワー69階。
眼下にインターコンチネンタルホテルや観覧者を見下ろすことができる。その奥は海と空。
すぐ下を見下ろすと、人も車も、みんなちっぽけに見えた。
実写版ウォーリーをさがせ!とかやってみた。…もちろん、心の中で。

空に近付くと、私は元気になれる。
前から疑いつつも、ずっと心の中で抱いていたジンクスが事実として証明された。
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のらりくらり

2007年06月03日 00時31分34秒 | Weblog
最近、腰の様子が変だ。
腰から足にかけて痺れている。いわゆる座骨神経痛なんであろうか。今朝なんて、嚔をした途端、腰がズキっとして目を覚ました。
腰痛は温めるのが一番!と何の脈略もなく考えて、銭湯へ行くことにした。

河童天国(地元のスーパー銭湯)も良いが、やはり昔ながらの銭湯が好き。
しかし、残念なことに料金が30円も値上げされていた。大人430円。私が上京したときには370円ぐらいだったはず。すごい値上がり率である。銭湯業界だけインフレなんだろうか。
気をとり直して入場。
脱衣場の上にずらりと並ぶ宣伝看板。
「三菱銀行」…?
しかも、三つの菱形がででーん!の、あの懐かしきマーク。
一体いつ頃から掲げられているんだろ。謎。
体を洗って、壁に描かれている富士山を眺めながら湯につかる。
男湯から流れてくるご機嫌な鼻唄を聴きながら。

湯船に出たり入ったりを繰り返し、のぼせ上がった私の体はピンクになった。気付けば二時間も滞在していた。
番頭さんに「おやすみなさい」と挨拶し、下駄箱のサンダルを履いて帰る。
濡れた髪に夜風が当たる。その度に香りが仄かに漂う。

この街に来て7年。
よく一人でやってこれたなと、初めて思った。
決してお嬢様ではなかったが、箱入りで育てられた私。そんな世間知らずな私が上京をし、深夜に銭湯に行く楽しみを見い出すとは、少なくとも10年前の私には考えられなかったことである。

こんなふうに、いつまでものらりくらりと生きていければいい…湯上がりののぼせた頭では、ただそれだけしか考えられなかった。


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