世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

優しさと気遣いを交代に使い分け 顔つきは一体どっちだい?

2005年11月22日 23時34分13秒 | Weblog
気を遣っているのを気付かせないのも、気遣いのうちなのかなぁ。

私は偉い人と話すと挙動不審になるらしい。
直すようにとの勅令を承ったんだが、どうしたら良いんだろ。
「人様の前では絶対に粗相がないようにしなくてはならない」…そんな風に育てられたから、いざ偉い人の前に出ると頭が真っ白になってしまうんだろう。
五年前、就職活動でよく面接をクリアできたよなあ。
あの頃の方が、若気の至りとも言える「怖いもの知らずの無邪気さ」があったから、胆が座っていたかもしれない。

経験の増加に比例して、恐怖へのアンテナが過敏に動くと共に、
プレッシャーがいつも肩にのしかかってくるようになった。

学習の一環なのかもしれないが、私の場合、しなくても良い予習もした挙げ句、本来求められる解答とズレたものを提出してしまうようだ。

駄目だなあ…。最近。何をやっても駄目だ。

そう悲観的になるのは簡単だけど、でもそれらの日常のハードルを越えなければいけないこと、そして越えた時の爽快感もこの五年間で学習した筈だ。

「吉熊との生活がかかっているんだから!」

この、一見ふざけているようでいて、実は厳しい、そして私の心根に強力な養分を与えてくれるプレッシャーをいつもハートにしまっておこう。

吉熊の為なら、何とかできそうな気がする。
コメント (2)

眺め

2005年11月22日 05時02分30秒 | Weblog
仕事で丸の内へ。

ビルからの眺めは、ぼんやり霞んでいた。
年に数回の社外への外出。
色々な意味で刺激になる。

「私の人生にも、ここで働くという選択肢って、あったんだろうか」

忙しなく行き交うビジネスマンを見ながら、そんなことをぼんやり考えた。




コメント (4)