世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

けっこう幸せ

2005年11月06日 23時30分25秒 | Weblog
実家にプチ帰省with芋子&吉熊。
昨日は餃子鍋、今日はすき焼き。
今週胃カメラ飲むっていうのに、すごい食欲であった。

本来なら今日は家族で近くの公園へ紅葉を見に行く予定だったのだが、
雨だったので近場のカラオケに行った。(やっぱり私は雨女)

いつも物静かな父が井上陽水の「氷の世界」を歌いながらスパークしていて、
見ていて面白かった。
夕御飯、すき焼きを食べながらテレビを観ていると本田美奈子さんの訃報のニュースが。

私は世代的に彼女をあまり知らない。
しかし、昨年たまたま観たNHKの番組で、彼女の歌声(「シシリエンヌ」)を聴いて涙が出たのを覚えている。
透き通るような繊細な声でありながら、凛とした力強さを持っている声。
この世のものとは思えない声だった。
あの後すぐに、彼女は白血病で入院した。
38歳。まだ歌いたかっただろう。

生きるのってけっこう大変だけれど、
こうして家族とカラオケで熱唱したり、
餃子やすき焼き食べたりできる幸せを味わえるのは
生きているからなのだ。
そう考えると「月曜日って鬱~」って言えるのも
けっこう幸せなことなんだと思う。

上野行きの電車に乗る前、
ホームから待合室にいる両親を見ながら、そんなことを思った。
(画像は雀宮駅3番線ホームから撮影したもの)
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