世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

システムダウン

2005年11月01日 23時26分20秒 | Weblog
東証のシステムがダウンした。原因は不明らしい。
朝、板を見ていたのだが、なかなか東証の銘柄だけ寄り付かず、変だと思っていた。
結局、取引再開したのは後場が始まってから。
株で生計を立てている人は、さぞかしイライラしたんだろうなあ。

残業をそこそこにして、病院に寄ってガスターを処方された。
そろそろ胃カメラかバリウムで原因をはっきりさせなければなぁ。
なかなか忙しくて…。

帰宅後、ドラマ「火垂るの墓」を観る。
清太君は生きていれば70代半ば。

会社で毎日会う70半ばの上司。
彼も、清太君と同じ「あの時代」を生きたのだ。
接点がなく、個人的なことは話したことがないけど、
「あの時代」を生き抜いた強さが彼には漂っている。
仕事への厳しさ等に。

想像でしかないが、彼も戦争によって多くの苦しみや悲しみも経験したに違いない。
どの時代を生きたってそれなりの苦労はある。
戦争を経験したからといって、人格までも凄くなる…とは言い難い。

しかし、常に死ぬかもしれないという「あの時代」を生きた、生き抜いたという事実は、戦争を知らない我々の世代を黙らせるに充分だ。

ドラマ「火垂るの墓」であるが、ジブリのアニメの印象があまりにも鮮烈すぎて、ドラマにのめりこめなかった。台詞もほぼ同じだったし。

私が前々から気になっていた、居候先の西ノ宮のおばさんを松嶋菜々子が熱演していた。原作やアニメの様に、久子が関西弁を駆使してくれればより一層雰囲気が出たと思う。(東京から疎開してきたということで標準語を使用していた)

節子が声高に泣くシーンでは本当にイライラした。
子役が元々声が高いからなのかもしれないが、…あれ、うるさすぎ。
テレビのスイッチをオフにしようかと思った。

子供の泣き声で私の脳のシステムはダウンするらしい。