世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ぼくらの人体神秘の世界

2024年08月08日 23時53分30秒 | Weblog
今、YouTubeで映画「ぼくらの七日間戦争」が無料で観られる。


中学生(男女11人)が廃墟に立てこもり、教師や親に抵抗するストーリー。
終盤、機動隊と教師がアジトに突入してくるんだけど、生徒たちは様々な小細工をして大人たちをバカにする。
このシーンが痛快で好き。
勿論、最後、エレーナ(戦車)に仕掛けた花火が夜空を駆け抜けるシーンでは心をわしづかみにされ、久々に見て一昨日は泣いてしまった。

36年前の作品で、私はテレビの放送(録画)で何度も見ている。
教師役の佐野史郎を見て一目ぼれした思春期…。
同じ教師役で賀来千香子が出ているんだけど、佐野史郎と賀来千香子といえば、数年後に「ずっとあなたが好きだった」でも共演する。

生徒(ひとみ)役を演じた宮沢りえの透明感のある佇まいも眩しくてうっとり。
数年後、ヌード写真集を出すとは。

音楽は小室哲哉様。
サントラも良いけど、エンドロールで流れる主題歌 『SEVEN DAYS WAR』(TM NETWORK)で心を揺るがされる。

嬉しくて、TMNファンが若干数いる中学の同窓会LINEで共有。
何人かが反応して喜んでくれてよかった。

あの映画の世界観(青春)を追体験できた。


職場で隣の席の男子にも言ったら「あ、自分。その小説で読書感想文を書きました」とのこと。
嗚呼、同世代(感涙)!!
私は映画が先で小説はブックオフで大人になってから買って読んだよ。
(映画と微妙に違うんだよね、内容が)

2週間限定で観られるらしい。(あと6日)
【本編】『ぼくらの七日間戦争』<2週間限定公開>


今日はサイゼリヤで夕ご飯。
チキンのサラダにミラノ風ドリア。いつもこれ。


ドリアを咀嚼しながら、「あれ?私もあんなふうなことしてなかったっけ?」とぼんやり思う。
教師への反抗ではなく、仕掛けみたいなものを。

あれは中学2年生の文化祭。
私たちのクラスは担任ツネヲが理科の先生だったので「人体 神秘の世界」と銘打って、口から肛門までを段ボールやその他色々なものを使って教室内に迷路を作ったのである。トンネル状の屈んで進む迷路である。
毎日暗くなるまで、みんなで「人体 神秘の世界」を作った。
男子も女子も一致団結した。
あの映画に負けないぐらい協力し合ってた。
迷路を作りながら男子に「実は◯組の△△さんが好きなんだ」と報連相されてた。

私は小腸担当。ビニール手袋に綿を入れて柔突起を大量生産していた。
膵臓は地べたに小石を仕込んだりしていた。

文化祭当日のことはあまり覚えていない。ただ、お客さん(他のクラスの子)が「人体神秘の世界」を潜る度に各臓器が壊れて補修するのが大変だった記憶が残ってる。

嗚呼、人体神秘の世界。

今では各自、自分たちの体の神秘に少し戸惑う世代になった。
補修(手術とか投薬)も大変。

またみんなで会えると良いな。


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