冬の味覚のひとつに貝類がある。
冷たい海で育った貝類には、特別な美味しさがある。
そのひとつが、ホッキ貝だ。
ホッキとはもともとはアイヌ語とのことだが、北寄貝と云う当て字は、的を射ている。
北の海で育ったこのホッキ貝は旨味成分がとても多い。
火を通して食べるとさらに甘みも増して実に旨い。
このホッキ貝をバターとしょう油を隠し味にして仕上げた“北海道産ホッキ貝の和風スパゲッティ”が今年も登場した。
香りを楽しみ、貝の旨味と甘みを楽しみ、柔らかな貝の食感も楽しむ。
しかし、この旨味がたっぷりのパスタに合わせるお酒となると苦労する。
ここは、やはり日本酒が良いだろうか。
バターの香りに合わせて豊潤な白ワインにしようか。
ッキの甘みに合わせてスパークリングワインにしようか。
ビールもいいな。
悩んでみるのも楽しいが、熱々の内に食べよう。
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