先日の東近江市、妹(いもと)町、国道307号沿い、光明寺すぐ傍にも茅葺き民家がもう一軒健在。
集落の大部分が一段高い台地上に有る妹(いもと)町、大地を見上げる様10軒ばかしの在所の中、幹線道路のトラックが走り抜ける直ぐ傍、妻側を道路向けに建っている。
道路と庭先の間仕切りにカイヅカイブキの植え込み、表を空き地にした一般農家農家の佇まい。
入母屋風茅葺き屋根に棧瓦の箱棟を載せ破風には近江独特の割竹前垂れ飾り。
妻側下屋の下には田舎者には懐かしい、収穫用の稲架(はさ)竿杭を収納しておく竹納屋が見える。
もう現在は全く利用してないように見え、この民家も昼間は留守勝ちの勤め人家庭なのだろう・・・・。
近代化の名のもと、懐かしい景観はどんどん失われて行く。
撮影2013.6.23:2013.9.7