前回UPの農家よりわずか100m程離れた大きな屋敷の中に建つ茅葺き民家。
嵯峨野、田園風景の中、集落の一画を占める大屋敷の中、母屋と母屋から連結した豪壮な茅葺き屋根が見える。
付近一帯を治める大地主だったのだろうか?、広大な屋敷を白壁土蔵が取り囲み、棟門の奥には格調高い茅葺き屋根。
しかし傷みは酷く、白壁土塀越しに見る主屋と、そこからせり出した中門造りのような脇屋の棟には防水シートが掛けられ、ちょっと艷消し。
門を潜って前庭に入っても全容は見えず、ただ玄関脇の式台がこの家の家格をを表して居る様に思える。
撮影2013.9.9
現在は改修工事をしていて屋根も拭き替えて綺麗になっていますが、以前は傷んでいたと聞きました。
シートをするほど傷んでいたとは知りませんでした。
母屋は今年中に工事は完成しますが、全部工事が完了するには数年かかるそうです。