2~3年前には確かに残っていた茅葺き民家を再確認に行ったが・・・・・道の駅で確かめたところ去年「覆い屋根」が懸けられ後の祭り・・・・・。
しょうがないので近場でそれらしき集落は無いかと訪ねたのが此処、奈良県御杖村神末地区。
奈良県御杖村は奈良県最東端、三重県旧美杉村と境を接する旧伊勢本街道沿いにある鄙びた山里。
そんな中でも神末地区は更に東外れ、幹線道路より更に谷筋を遡上、御杖神社という古い神社のある古い土地。
しかしここでも、つい最近までは茅葺き屋根だったろうと思える民家は多いものの茅葺き屋根の民家は全滅・・・・・。
これがそのまま茅葺きだったらどんなに素晴らしいだろうと思える民家もこの通り。
こんな可愛い山沿い一軒家にもやっぱり覆懸屋根。
山際に三軒並んだ入母屋の屋根を持つ覆懸家・・・・・、もう10年程前なら、せめて右の二軒は茅葺き屋根の侭だったろうに??
こちら幹線道路沿い、高台に三軒並んだ覆懸民家・・・・・。
最近は覆懸民家でも、人の住まない放置家屋が多くなってしまった。
撮影2013.5.3