街中の茅葺き民家は広い屋敷に木立が茂り、周りを高い塀で囲み尽くし大抵門戸を固く閉ざしていて敷居が高く、その全容を撮影するのは難しい。
この民家は生駒市を縦断するように平群王子方面へと続く幹線道路沿い、この道を通るたび、ずっと以前から気に成っていた茅葺き屋根。
この日は天気も良かったのでチャリで足を伸ばし、ここまでやって来た・・・・・しかし案の定、門戸は固く閉ざされ、多くの建物や木立に囲まれた中央に豪壮な茅葺き大和棟の頭が突き出しているのが見えるだけ。
対面する少し高台に登ってズーミングを試みるがこの程度が関の山・・・・・。
幹線道路を跨いで捉えたのがこの写真。
多分付近一帯を治めていた大庄屋屋敷なのだろう??・・しかし見事に手入れが行き届き、揺るぎない家格を表している。
撮影2013.5.12