瀬田川沿い、石山外畑町に有る不動明王石仏です。
大津市カラ瀬田川沿いに宇治へと通じる国道422(県道3号線)号線、立木観音のある鹿跳橋(ししとびはし)より下流に約1km・・・・
外畑集落の入口近く、大きな空き地の奥に不動堂が有り中に白洲不動尊が祀られて居る。
白洲不動尊はその昔、天瀬ダムができるまでは瀬田川の白洲の中にその下部を埋もれて在ったが、それを機会に現地に移動され祀られて来た。
石仏は右手利剣、左手に羂索を持つ不動明王坐像で、高さ約2m、幅1.3mの自然花崗岩に像高91cm半肉彫り・・・
鎌倉期の石仏に見られる様な覇気はなく力強さには欠けるが、室町初期の応永22年(1415)銘が確認されている。
撮影2013.6.22