談山神社への旧道が抜ける今井谷に残されて居た磨崖仏。
県道37号線倉橋から明日香村八釣へと抜ける市道で、談山神社への分かれ道を過ぎて集落の中心部辺り・・・・
旧談山道への廃道紛いの旧道脇に大岩が突き出し、その前に小石仏などが集められ、信仰の拠り所となっている。
その大岩の上部に舟形状の窪みを造り、中に像容も覚束ない石仏が刻み出されて居る。
岩肌が垂直に立っていてすぐ近くまでは近づけず、おまけに風化摩耗も激しく一体何様なのかも定かでは有りません。
像高約50cm、見た目にはどうも宝珠か薬壺でも持っていそうに見えますが・・・阿弥陀如来だと云うことでした。
大岩の前にはこんな小石仏達が・・・
撮影2013.4.14