京都府井手町は南山城、木津川右岸にある町、我が家からも近く朝の散歩コースの一つにも・・・。
往古、木津川は広い氾濫原を持ち、現在の町の中心地である低地もまたその氾濫原の中にある。
上井出はその河岸段丘上に有り、万葉集にも詠まれる程古くより拓け、橘諸兄の別業や氏寺も建てられ栄えた土地です。
西側、木津川に向かってなだらかに開けた斜面は、古代歴史人の愛した景観を彷彿とさせるほどの眺めです。
新しい住宅も開発されて居るが、上井出と呼ぶ旧在所は50軒ばかし、南面斜面の山裾に古い佇まい見せて居る。
棚田は広いが斜面は緩やかで・・・果たしてこれが棚田と言うに値するのかどうか???
しかし、一面に出穂した青田を見ていると・・・・・・・
棚田としてUPしても良い様な気がする。
撮影2010.8.29