天理教教祖、「中山みき」の生家、旧前川家の茅葺き大和棟。
天理教本部の有る天理市中心街より約南へ3km、三昧田(三昧田)信号の次の交差を右折すると左手に長屋門の有る大きな屋敷が見える。
ちょうどカーブミラーの有る細い路地が上街道(かみつかいどう)、付近の町並みは古い歴史を彷彿とさせて呉れる。
旧前川家はこの地の豪農、代々庄屋を勤める家柄、そんな家庭で生まれ育った教祖みきは、文化7年(1810)中山家に嫁ぎ、後天理教を興した。
現在屋敷は天理教教祖誕生殿と名前を変えているが建物はそのまま残され当時を良く伝えて居る。
流石に天理教教主の生誕殿、大和棟茅葺き屋根も下屋もしっかり手入れが行き届き微塵の揺ぎも無い。
多分信者にとって、ここは聖地なのだろう・・・・
取ってつけたような酷いデコレーションが無かったのは嬉しい。
撮影2014.7.24