この地域では良く見かけるローカル色豊かな石仏さん。
名張市東部、桔梗が丘団地と鈴蘭台団地に挟まれ、すっかり取り残されたように昔日の景観をよく残す滝の原・・・
そんな地区の中央部、龍性院裏山にある墓地参道に地域の特徴豊かな石仏二体がたって居る。
二体共に良く似た大きさの舟形自然石表面を平に整え方形を彫り沈め中に石仏を彫りだしている。
向かって右側には阿弥陀と地蔵の双体仏・・・・簡略化、変形化がが可能な限り進んで極端にデフォルメされて居るのが面白い。
傍らの五輪塔と合掌地蔵のコラボ石仏??
まるで素人彫り、幼児が描いた絵のような印象が残ります。
名張地域では良く見かける像容ですが・・・一時期のただ一人の仕事なのだろうか??
あまりに強すぎる個性です。
撮影2012.6.24
おそらく素人さんが彫りなさったんと違うかな~
「素朴」「朴訥」なんて形容詞もあてられん。
なんか地域のキマリゴトで、坊さんや子供達が彫る
ような事になっていたのかも。
当時は地域外の人なぞ墓地に来なかったし。
こんな石仏も中々良いもんでしょう・・・・・。
名張から見過ぎに掛けてはこんな石仏さんが見れますもんね。