愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

奈良市 藺生町の茅葺き民家

2014年12月08日 | 茅葺き屋根(同)奈良県

 

大和高原中央部、山蔭に隠れる様に屋敷を構える大和棟の茅葺民家。

名阪国道針インタ-より南に約2km、なだらかな丘陵の間に広がる農作地帯の一画・・・・少し離れた位置からズームアップするとこんな感じの山蔭。

正面側に近づくとこんな感じで、全く同じ場所を撮ったものとは思えないほど印象が違う。

やっぱり大和高原・・・昨日紹介の・・・・と同じく雪が残っている

建築自体はそれほど古くないのかも??落棟棧瓦屋根に煙出し館が見えない。

平入で正面を南西向に建っている。

 表には軽四トラックが停まっており、いかにも上級農家と云う佇まい。

腰板白壁土塀で屋敷を囲み、白壁土蔵や離れ家などなど、付属屋が4~5棟たっていかにも裕福な土地柄を感じる。

白壁土蔵越しの大和棟切妻が冬空に映える。

撮影2014.1.23



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
優秀な茅葺職人さん・・・・ (ぺん)
2014-12-09 07:51:33
大和高原一帯にはまだまだ現役の茅葺民家が相当数残っています。
近くには優秀な茅葺職人さんも居るみたいで、その影響も大きいのかもですね。

いつも有難うございます。
返信する
住み手の品格 (阿漕 平八)
2014-12-08 22:10:12
田舎と言えば田舎なので、うらぶれた旧家を
イメージしがちですが、なんと手入れのいき
届いている御宅ですこと!戦後築の我が家
が恥ずかしいくらいですわ。

住んでる人が先祖伝来の家屋に愛着を持ち、
次の代々へと引き継ごうとする強い意志を感
じてしまいます。立派です。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。