以前にもこのページで紹介したが、新しい写真での再UPです。
前回紹介の岩屋不動へ行った序でに直ぐ近くに置かれた謎の石造物「猿石」に再度寄って来た。
高取城趾、登山道の旧坂、一升坂を登りきった明日香村栢森へ下る道筋の分岐点に置かれ、登城のハイカーを奇妙な顔つきで迎えて呉れる。
明日香檜隈の吉備姫王墓にある猿石同様、江戸時代・元禄15年に欽明天皇陵(きんめいてんのうりょう)の南の田圃から掘り出され、
この地に石垣用石材として運ばる途中でここに置かれた様です。
高さ85cm、幅75cm、厚さ65cmを測る奇妙なかたちの石造物・・・・猿石の名前の通り猿に似ています。
麓、明日香の吉備姫王墓に置かれた他の石造物と同じく真正面に見事な陽物を付けている。
猿石は飛鳥時代、斎名朝(7世紀)の頃に作られたものと推定され、猿石はもともと欽明天皇陵の堤に置かれていた呪物では無かったのかとも言われて居ます。
古代、陽物は命の再生の根源として崇拝されて居た。
背面から・・・
撮影2012.11.16
>なんやら南方起源のような気がします。
そう言われてみれば、そんな気も・・・・
>追手道に放ったらかし。大丈夫かしらん
その心配は多分無用でしょう、とても人力だけでは降ろせそうにも有りませんから。
古代の朝鮮半島には類似の造形でもあるのでしょう
かね?無いので困った学者が「呪詛的な彫像」とお茶
を濁しているのかも。
知識のない私の直感では、なんやら南方起源のよう
な気がします。猿でもニホンザルじゃなくてジャングル
に生息する猿のほう。
古代美術的にも面白くて価値が高いと思うのですが、
追手道に放ったらかし。大丈夫かしらん。