もう、とっくの昔にUPした気に成って、悪いけどすっかりPCの塵のようになっていた石仏さん達。
石仏宝庫、大和高原南端域、旧室生村の山里「染田」に穴薬師算と呼ばれる石仏群が有り、石仏ファンには良く知られている。
以前は丘斜面の土壇、大きなアセビの根元に無造作に置かれていたらしいが、今は御覧のようにすっかり整備整列させられ、一体一体見る分には都合は良いかも知れないが?景観として石仏を愛でる雰囲気は無くなっている。
向かって中央より左側の石仏群。
こちらは中央より右側の石仏群・・・・、前列には六体の錫杖を持った地蔵菩薩、やけに地蔵が多い。
中でも中尊は中列中心に立つ二体の錫杖を持たない古式地蔵(左から二体目三体目)
左側には、黒っぽい高さ約110cmの安山岩板石に中肉彫り頭光背の特徴的な顔容を持つ地蔵石仏。
右側の石仏、同様石材で同様式・・、顔容は穏やかです。
三列目には高さ60cmの安山岩板石の十王像
其々にユニークな像容で立って居ます。
石仏はいずれも室町期の像立だと考えられていますが??薬師石仏が無いのになぜ穴薬師算と呼ぶのだろうか??
庶民信仰に仏の区別など無かったに違いない・・・・仏も神もオールマイティー??
撮影2009.9.26
まるで陳列台に並べられたバーゲンみたいですね。
でも大きい地蔵なんかはいいですね。
又忙しいですか??
あの雑然とした感じが良かったのに・・・