愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

三重県亀山市 旧東海道関宿

2012年04月04日 | 街道街並集落 景観 

時間の停まったまるで時代映画の書割のような町並みが一筋に伸びる旧東海道「関宿」

鈴鹿峠の難所を控えて東海道五十三次の四十七番目の宿場町として栄えた「関宿」は、伊勢別街道や大和街道の分岐点として重要な位置にあり現在も交通の要所としてジャンクションが設けられている。

余りにも整備され過ぎの感があって、どこか少しよそよそしく、時代錯誤に陥るような景観です。

低い中二階屋、白壁に虫籠(むしこ)窓、連子格子の古い家並が軒を連ねる景観はまさしく宿場町。

この町並みに車は一寸ミスマッチかな?・・・。

宿場街中心辺りには「関地蔵院」・・・・、その奥に見える山は鈴鹿の山並。

地蔵院は古くから関の中心で、境内は広い空き地になって居て此処は休憩地としても利用されたであろう・・・この先旧東海道はゆるくカーブして鈴鹿越えへと向かう。

この辺りが関宿のハイライト・・・・・宿では有数の大旅籠であったという会津屋さん、 地蔵院の前にあり、現在は食堂として営業されている。

懐かしい看板の掛かる、ナガオ薬局の店内には大正昭和のアンティーク小物がいっぱい並べられ、カフェとして営業されている。

東の追分から西の追分まで約1.8Kmもあり、江戸時代後期から明治時代にかけて建てられた町屋が200棟以上も現存、国の重要伝統的建造物群保存地区や日本の道百選にも選ばれています。

 撮影2010.6.20]



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たいしん)
2012-04-04 12:37:38
此処の雰囲気が大好きで、着物姿で街道を散歩したことを思い出しました。
古い町並みは和服で歩いていても違和感ないんですよね~
返信する
Unknown (ぺん)
2012-04-04 14:41:47
へえ~~、たいしんさは和服を着たことがあるんですか??
僕は生涯和服は着ずに終わるかもです??
旅館に泊まっても浴衣や丹前さえも来たことが有りません。
たいちゃんなら似合うかもですね。
僕は多分猿芝居のように成ってしまいます。
今週はサボリですか??
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。