愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

湖東勧請縄-3

2007年01月24日 | 勧請縄:山の神:野神:人形道祖神

 


東近江市の青山町付近は愛知川の東岸、旧愛東町にあって小さな集落が点在する長閑な田園地帯です。



この在所の真ん中あたりに善勝寺という古刹があって、その隣の日吉神社参道の若い神木に勧請縄が掛けられている。



若い神木の隣には枯れ果ててしまった杉の巨木が残っている。


この地方にあってこの勧請縄はほかの戸は少し形態を異にしていて、先に樒を付けた十二本を一束にした小勧請縄が十本飾られ、大縄の上部に御幣が三本立てられている。



大縄の中央にすべてが寄せられていて、とても単純明快に見える勧請縄です。



此処から国道307号線で水口方面に少しいくと岡田町交差点右側に鎮守の森があって八幡神社が鎮座する。



この神社鳥居脇、集落の入り口と思われる場所のコンクリート製勧請杭に、この勧請縄が掛けられている。



樫の小枝で円状のトリクグラズを作り真ん中には画像のような木札が付けられています。



大縄、小勧請縄、大縄の上の御幣とこの地域にあってはスタンダードな姿です。


撮影2007.1.14


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