遅瀬の磨崖からまっすぐに名阪国道の五月橋の下を通り抜けて車を走らせること、約10分程度で大川縄文遺跡の「カントリーパーク大川」にでる。
ここの縄文遺跡からは、押型文土器(大川式)などが発見されたことで有名??。
また、公園内には竪穴式縄文住居も復元されている。
この公園の中央辺り、名張川対岸の岸壁にに彫られているのがこの石仏です。
下流の京都府南山城村に高山ダムが建設され、その影響も有ってこの辺りまで名張川一杯に水をたたえていて、すぐそばに近づく事とは出来ない。
川幅も相当広く目視ではおぼろげにそれと判る程度です。
ダムが出来るまでは石仏の前に広い河原が広がっていたらしく昔の写真を見ると石仏を見上げた写真ばかりで、相当水量の増えていることがわかる。
像高4mの地蔵石仏を中尊に左右に等身大の閻魔大王と太山王の坐像を配し、近くの岩には十王の諸尊を刻んでいる。
岩の後ろ山の斜面にカメラを向けると小さく板碑様の石仏が見える。
地図はここから・・・。