眼鏡を発注した。結果的に10年前よりも二割五分ほど高くついて、1800ユーロを超えた。車以外でこの価格で購入するものはあまりない。歯医者の抜歯ブリッジ等の費用よりは安いが、やはり大金だ。オーディオ機器等でも自宅での一品で3600マルクを越えた機器はあまりなかったと思う。ソファーがもしかしたらとは思うが、そんなにいいものでもない。20年前のワークステーション、あと思い当たるのはカシミアのコートとか、他にはそんなに高価な買い物はしない。確かに最高級のグローセスゲヴェックスをダース以上買えばそれに届く。ルツェルン音楽祭の最高級券や昨年のミュンヘンでのプラティナティケットを6枚ほど買えばその額に至る。
製品保証は二年しかついていないようだ。ティタンの塗装が気になる所でもある。最低五年は完璧に使いたい。それでも月30ユーロとなる、毎日1ユーロの勘定だ。現状では仕事が捗らない。つまり文字を読むのが億劫な状況から苦もなく読めて作業効率以前に出来るだけ文字を避けてという状況から脱却して、まさしくMASAOのコンセプトであるコムペテントとなる訳だ。しかし一体何時頃から億劫になってきたかというとコロナ前の2018年に歯が欠けているのでその頃から弱り目だったと思う。五年ぐらいかもしれない。スポーツ用の眼鏡を作ったのが2015年であるからまたその前。要するに三年ぐらいはとても快調に使っていたことになる。
ネットでも調べたら書いてるように、眼鏡矯正した眼の不調は殆どが過矯正の影響とあった。それも近視の過補正と近場の矯正不足で最悪の状況である。これはやはり逸早くなんとかしないと厳しい。フライブルクに研磨を発注して一週間ぐらい掛るらしいが、出来るだけ早い方がいい。
聖霊降臨祭月曜日の中継録音放送は、既に終わったシュヴェツィンゲン音楽祭から、エベーヌ四重奏団の演奏会でフレンチプログラムだったから流した。残念ながらチェロ奏者が故障で代理のオランダ人が弾いていた。その影響ははっきりは聴いていなかったが、全体の印象としていつもの密な印象はなかった。こういうことはあり得る。通常の出来のコンサートだった。
眼鏡のコンセプトの「アンダーステートメント」は普通の言葉だと思うが、アカデミックな背景があって、ギリシャからのレトリックの中での表現方法だとはあまり考えていなかった。英語圏でのそれとして代表的に挙がっているのは「モンティーパイソン」の運びだとされている。レトリックにおいては過剰の表現によって違う意味を表出させる二重の意味とかも広義には含まれるそうだが、その二つは厳密には異なるだろう。
例えばショスタコーヴィッチの交響曲などにおけるそれは昨今は二重の意味を其の儘に表現されることが多いように思うが、冷戦時代の特にヴォルコフの「ショスタコーヴィッチの思い出」が出版された頃迄はどちらかというとその裏の意味をアンダーステートメントとして行間を読むという言葉で表現されていたものに近かったと思う。
上の「コムペテント」に対するアンダーステートメントはまさしく、そこで表現されるものは「コムペテント」を客観視した視座であるともいえる。「マサオ」の名前が意味する「本物の男性」に対するアンダーステートメントというのが面白味になる筈なのだ。それは「退屈するのかしないのか」、それに尽きるかもしれない。
参照:
相好を崩す愛嬌次第 2023-05-30 | 雑感
膝を打つ予定調和 2022-06-17 | 生活
製品保証は二年しかついていないようだ。ティタンの塗装が気になる所でもある。最低五年は完璧に使いたい。それでも月30ユーロとなる、毎日1ユーロの勘定だ。現状では仕事が捗らない。つまり文字を読むのが億劫な状況から苦もなく読めて作業効率以前に出来るだけ文字を避けてという状況から脱却して、まさしくMASAOのコンセプトであるコムペテントとなる訳だ。しかし一体何時頃から億劫になってきたかというとコロナ前の2018年に歯が欠けているのでその頃から弱り目だったと思う。五年ぐらいかもしれない。スポーツ用の眼鏡を作ったのが2015年であるからまたその前。要するに三年ぐらいはとても快調に使っていたことになる。
ネットでも調べたら書いてるように、眼鏡矯正した眼の不調は殆どが過矯正の影響とあった。それも近視の過補正と近場の矯正不足で最悪の状況である。これはやはり逸早くなんとかしないと厳しい。フライブルクに研磨を発注して一週間ぐらい掛るらしいが、出来るだけ早い方がいい。
聖霊降臨祭月曜日の中継録音放送は、既に終わったシュヴェツィンゲン音楽祭から、エベーヌ四重奏団の演奏会でフレンチプログラムだったから流した。残念ながらチェロ奏者が故障で代理のオランダ人が弾いていた。その影響ははっきりは聴いていなかったが、全体の印象としていつもの密な印象はなかった。こういうことはあり得る。通常の出来のコンサートだった。
眼鏡のコンセプトの「アンダーステートメント」は普通の言葉だと思うが、アカデミックな背景があって、ギリシャからのレトリックの中での表現方法だとはあまり考えていなかった。英語圏でのそれとして代表的に挙がっているのは「モンティーパイソン」の運びだとされている。レトリックにおいては過剰の表現によって違う意味を表出させる二重の意味とかも広義には含まれるそうだが、その二つは厳密には異なるだろう。
例えばショスタコーヴィッチの交響曲などにおけるそれは昨今は二重の意味を其の儘に表現されることが多いように思うが、冷戦時代の特にヴォルコフの「ショスタコーヴィッチの思い出」が出版された頃迄はどちらかというとその裏の意味をアンダーステートメントとして行間を読むという言葉で表現されていたものに近かったと思う。
上の「コムペテント」に対するアンダーステートメントはまさしく、そこで表現されるものは「コムペテント」を客観視した視座であるともいえる。「マサオ」の名前が意味する「本物の男性」に対するアンダーステートメントというのが面白味になる筈なのだ。それは「退屈するのかしないのか」、それに尽きるかもしれない。
参照:
相好を崩す愛嬌次第 2023-05-30 | 雑感
膝を打つ予定調和 2022-06-17 | 生活
とうとう眼鏡を発注されたのですね。
以前こちらで抜歯されたご自分の歯の写真を掲載した記事を書いておられたと思いますが歯の具合は如何でしょうか。
因みに一昨日メールをまた差し上げましたのでなるべく早めにご確認頂ければ、と思いますのでよろしくお願い致します。
眼鏡で負担が大きいので秋以降ですね。