Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

疑わしいロックダウン

2020-10-29 | 歴史・時事
車中のニュースが全てだった。前夜からのロックダウン計画の中身が明かされていた。11月4日からとあった。それで当夜のアルテオパー公演は無くなった。色々と考えることはあったが返金の事ばかりを考えた。もう金券はかなわない。エンタテイメントを禁止とかあったので、文化芸術は違うとは思ったが、またアルテオパーが改めて今日の日付で開催を明記していたが徒労だ。

バイエルン州が秋休みに入って仕舞うというので11月2日からの繰り上げられるようだ。国会決議を条件にしたというが、様々な反対意見が渦巻いている。11月11日に先ずは情勢分析をして続行をするというが、目標値指数50に下げるのは厳しい。そもそも前回の会合の時にまさかこれほど早く指数が50を超えるまで上昇する感染度は誰も予想しなかった。

商店や床屋だけは、学校と並んで開くようだが、家庭でのパーティの感染がさらに増えて学校などでのクラスター化が増えるであろう。専門家の批判もあり、コッホ研究所などは飲食業での感染は少なく、寧ろ安全としている。

マスク作戦と同じように政治家が何かを号令を掛けることを仕事としていて、科学的な根拠とは異なるところで社会的な施策がなされるからで、春のロックアウトに比較すると感染状況が全く異なるので直ぐに大きな効果が出るようなことはないと思われる。だから予備に更に二週間を見込んでいるに過ぎない。

それでも今回のシャットダウンは、坂道を下りるダンプカーのようだと言われていて、先ずはブレーキを踏むことで、そのあと麓まで無理なブレーキを掛けることなく安全に下りれるとされている。問題は、次の第三波をどこに見積もるか、その時点でどれほどのワクチンが接種されているかである。春とされているが、そこまでも少なくとも夏の間のようには進行しないであろう。

フランスなどでは、PCR検査の増加が陽性者数の増加に結び付いていると言われているようだが、どこの国も春とは比較にならない数の検査が行われていて、その陽性率も落ち着いていたのだが、ルモンド紙九月初めには既にWHOが危険域とする5%を超えていて、大阪府のそれと変わらない。因みにその時点ではドイツの陽性率は0.73%しかなかった。その後に伸びたとしても十月第三週で3.62%へと上昇したのに対して、スイスは23%へと跳ね上がっている。

令のスェーデンも上昇していて同じように新感染指数は高くなってきている。問題のオーストリアもテスト数を増やしたというが、九月初めに5%を超えていたので、既にその潜在的な感染は進んでいたと思われる。



参照:
ロックダウンへの歩み 2020-10-28 | 文化一般
他人迷惑なプロテスター 2020-10-27 | 雑感

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