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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

夏時間の愉しみ方

2005-06-29 | 生活
夏時間実施の歴史や実態については色々とネットでも見かけるが、その目的と弊害同様、賛否両論はどちらでも良い。何よりも嬉しいのは、涼しい時間に出勤出来て、暑い時間を一時間でも早く切り上げれる事だろう。その意味からするとフレックスタイムや商店の営業時間の夏編成と変わらない。

午後の早い時刻に帰宅もしくはそのまま何処かへ出かけて、シャワーを浴びるなりプ-ルなどで水に飛び込むのも良い。勤務から開放されて就寝までは、まだ十分に時間がある。リラックスがなによりもの涼である。

サイバー事務所で居ながらにして多くの事が処理出来るようになったが、まだ殆んどの職場では通勤の必要がある。夏至時の午後四時からの午後十時まで(標準時刻ならば午後三時から午後九時に相当する)のプライベートな時間が陽光のなかでゆっくりと過ぎて行くのは幸せである。

この感興は、冬には殆んど明るいプラーヴェートタイムを過ごせない不満から発している。暗闇の雪の中で、戸外で何をする事が出来よう。全く同じ時間が有っても、ひと仕事(遊び)を戸外で行えて、明るく日持ちの良い夜を戸外で過ごすのは如何ほどに素晴らしいことか。高緯度であるほど、釣る瓶落としの如く冬の暮れ時は早く、百夜の如く夏の暮れ時はゆっくり流れるからである。

午後八時ぐらいから幾分涼しくなって、それまでは無かった食欲もそろそろ出てくるだろう。出来れば野外で風に吹かれながら、気がおけない人と憩いの時を過ごしたい。その前に運動などで一汗掻いていたなら、さぞかし至福な時間が持てよう。そして、ゆっくりとした時の流れに身を任せ、ベットへと向う前に全ての緊張を解そう。

明日は明日の風が吹く。そのような止まった時間を愉しみたい。そしてなんと冷えたビールやワインそしてアイスクリームの美味いことか!

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7 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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本来そうあるべきですよね (BUBU)
2005-06-30 08:43:13
夏時間の一日は、本来そうあるべきですよね。

うちのドイツ人社員も、16時すぎになると極端に少なくなります。「彼らはこの時期、一日を我々の2倍、いや少なくとも1.5倍楽しめるんだなぁ」と思いながら、毎日残業で遅くなるジャパニーズ・ビジネスマンです(涙)

2年前の猛暑、いつも運用しているフレックス・タイムが特別措置として6時から出社していいということになりました(通常は7時から)。ということは、15時に「お疲れ様」ですよ!

9時に来る我々日本人にとっては、やりにくいことこの上ありませんでした。
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早朝は気持ち好い! (pfaelzerwein)
2005-06-30 11:42:05
それは社長出勤の場合は違いますね。私も両方のケースを知っています。



個人的には、夏は遅くまで寝ていられなくて、夜明け前に目が覚めるので、夜は起きていられなくなります。快眠。どちらかと言うと労働者向きの体質です。早朝は気持ち好いです。



如何でしょう。日本との連絡では早朝の方が都合が良いとか?
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早朝ですか…(^^;)j (BUBU)
2005-07-01 08:14:20
すみません、わたしは典型的な夜型人間で、朝が大の苦手なのです。また仕事の上でも、日本とのやりとりは皆無に近い(欧州本社が相手)ので、朝早く行くモチベーションもないのです。

ただ最近、にわか写真フリークになってから、早起きして写真を撮りに行きたいなとは思い始めました。

そう、ただ思っているだけなのですが…
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夏大好き! (ちっち)
2005-07-01 12:32:33
一年で一番元気でいられる季節

寝起きも良いし

いうことなし!
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朝起き写真、時間を大切にしていきたい (pfaelzerwein)
2005-07-01 17:08:37
BUBUさん、夜遅くまで働いている感じはしていましたが、夜型で日本とは連絡を取らないと言うのは意外でした。朝起き写真の成果を期待しております!







ちっちさん、コメントありがとうございます。私は暑いのが駄目でこちらに住んでおりますが、早朝の気持ち良さは格別ですね。その時間を大切にしていきたいですね。

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夏時間 (やいっち)
2005-07-12 20:16:08
小生は仕事柄、夏時間にも何にも関係ありません。ただ、徹夜仕事なので、冬の終わりを夜空の明ける時間の早まりで感じます。4時過ぎはまだ真っ暗だったはずが、ふと、駅などで待機していると、暗いのは暗いのだけど、その夜空にかすかに透明感が感じられてくる。ああ、冬も終わりだ、春の到来だと、夜空の雰囲気で予感する。秋の日も、夕方、宵闇に包まれる時間が早まることで実感する。人やビルの影が長くなってくるとか。でも、秋を一番、実感するのは夜空、星影、月影の鮮やかさを見るときです。一晩中、都内を走っているので、月影を追って、あるいは追われて仕事しているような錯覚に襲われたりして。そういったことも、ささやかな楽しみです。

その分、自宅では疲れきっていて、ベッドでロッキングチェアーで、ひたすら居眠り。惰眠を貪るのが唯一の楽しみになっている。情ない、けど、これはこれで楽しかったりする。年のせいなのかな。
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ロッキングチェアーの睡眠 (pfaelzerwein)
2005-07-13 12:48:59
徹夜や緊張の続く仕事の後で睡眠を貪るのは良く理解出来ます。



ロッキングチェアーに関しても「幼少の体験」も拝見しました。運転を職業としている人がロッキングチェアーを好んで使っているのを知っています。何か共通点がありそうですね。調査報告書は無いのでしょうかね。

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