Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

醜いアヒルは白鳥となる

2007-04-24 | 生活
マンハイム市内の公園の一時。白鳥の周りにアヒルが屯していた。白いものは、白鳥の子供かなと思わせたが、判らない。アンデルセンの醜いアヒルの子である。

白鳥が池にいるのは領主の管轄を示し、神聖ローマ帝国からの独立も意味したとある。

また、宗教改革のヤン・フスのフスはチェコ語でアヒルを意味して、火炙りになる前の辞世の句として、「汝らは、今日アヒルを焼くが、その灰から白鳥が復活する」と詠んだ。

それから、白鳥をしてマルティン・ルターを指すようだ。

写真:なぜか上目づかいに横目でこちらを見上げる白鳥。





参照:詭弁と倹約 [ 料理 ] / 2005-02-18


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3 コメント

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白鳥とアヒル (ヒサダ)
2007-04-25 00:05:30
 もう随分前ですが、まだチェッコとスロヴァキアが、くっついたままの時代にプラハを訪ね、春の暖かい風に誘われてヴルタヴァ河畔に下りたところ、先客の、美しい白鳥さんたちに口ばしで突つかれたことを想いだしました。アレは醜いアヒルの子を護るための威嚇ではなく、一緒に川遊びしましょうという合図だったと、未だに思い込んでいます。東京はというと、寒い日が続いています。それでは、また。
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古代の我が日本では (照屋リピダル)
2007-04-25 00:37:07
白鳥と言うと日本武尊を指したりしますが、ドイツではルターですか…。
ギリシアオーソドックスでは、ナザレのイエスを象徴する物として「魚」が様々なイコンに顔を出しますが、魚は白鳥に食べられてしまわないかと余計な心配をしてたりします(笑)。
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立ち入り禁止区域、白鳥マーク (pfaelzerwein)
2007-04-25 14:29:12
ヒサダさん、私が訪問した時はまだ何か監視されている感じが強かったのですが、河畔に降りる機会はなかったです。

突付きに来た白鳥は、明らかにテリトリー侵害を主張していますね。立ち入り禁止区域では無かったのでしょうか?



照屋リピダルさん、白い鳥はなにかを象徴することが多いようです。

ドイツでも魚マークを付ける車は多いのですが、白鳥マークを付ける車はあまり見かけません。なるほど、白鳥は魚に食いつきますね。
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