Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ハイな気持ちで走る

2023-11-24 | 文化一般
日没時刻を挟んで走った。車外外気温は摂氏2度だった。空が蒼いので明るいと思っていたら、予定通り日没になった。流石に裸では走れないので今冬初めてパンツを履いた。

前回は未だ裸で走れたので、上りだしで後ろからマウンテンバイクが近づて来て、後ろを振り返らずにいたら結局折り返しで挨拶となった。「よく走ったね」と言われても、平らになったとこで抜かなかったのは向こうがちょっと遅い。途中で休んでいたのか?

勿論こちらも早く走れば抜かれるか抜かれないかは分からない。しかし軽く走っているときは競歩の人に抜かれている。自分自身はクライミングやツアースキーの為に足の蹴りを弱らせたくなく、手っ取り早い運動なので走っているのだが、山道では競歩の方が険しくなれば早いのだろう。

更に今度はパンツを履くとなれば膝への抵抗は少なからずあり、足が遅くなる。それでも寒さと夜の帳を感じ乍らなので頑張った。久しぶりに心拍数が毎分181に達した。歩数毎分248は計測が正しくないかもしれない。しかし十分に負荷をかけれたのは間違いない。冬にもう少しやれそうな気がしてきた。

ムーティ指揮シカゴ交響楽団最後の欧州ツアーの切符を確保した。ここまで遅くなったのは最寄りのフランクフルト公演があまりにも高価だったからである。最安席で50ユーロで最上が185ユーロとベルリナーフィルハーモニカー壮行演奏会よりも遥かに高い ― 因みに最終的に完売しそうである。理由は興行師さんの中抜きである。勿論世界で一番金の取れる楽団であるかもしれないが、あの天井桟敷の価格としては受け入れられない。そこでコロナ前に大名演を繰り広げたルクセムブルク公演に絞った。二日続けて泊りで行くつもりだったが、厳冬でありワイン処も冴えないので、またチェコフィルがベルリンに行く前に入ったので日帰りにした。すると燃料代はフランクフルトに比較して35ユーロ程嵩むだけである。そして最安席の音響は遥かにいい。

そして、一つのプログラムは九月に始まったの定期シリーズのオプションに含まれていてその出方が分からなかった。特に「フニクニフニクラ」の曲はムーティの十八番であって最後に一度という気持ちもあって外せない。そしてコロナ前にはまさしくそこで新世界交響曲で踊っていたのだからこれも来るなという予想だった。あの時のお客さんは殆ど帰ってくると思う。そして一足先に裏口から入ると殆ど売れていなかった。理由は殆ど自由売りにしたということだろう。因みにベルリナーフィルハーモニカーの時はシーズン初日扱いだったので、第二ランク席が数枚あるだけで、第一ランクもそれ程いい席は残っていなかった。

それが今回はフランクフルトと同じ50ユーロ席のお馴染みの席を買えた。勿論それよりいい位置は常連さんに買われていた。もう一泊も他の予定が無ければしたかもしれないが、現在のベルリナーフィルハーモニカーとシカゴ交響楽団の演奏の程度差を考えると二日で100ユーロ出費するのは若干躊躇われる。もう一つ、冬場に一泊だけで午前にチェックアウトしてしまうと、車中で気持ちよく過ごせる気候ではないというのもある。すると二日目の演奏会が終わってからの帰宅はそんなにハイな気持ちでは運転できなくなる。前回は日帰りでも、興奮していて危なかったのだが、スピード違反無しに無事帰宅できた。



参照:
感興豊かな躍動性 2020-01-18 | 音 
フィナーレの在り方について 2023-09-09 | 音

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