Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

一足先の蝙蝠の歯

2022-10-29 | アウトドーア・環境
コロナ以来初めてボールダーに出かけた。否、その前三年程の2017年以来かもしれない。コロナ期間中に出かけようと思ったのだが、車が動かなくなったらどうしようかなどを考えて、二年経った。結局五年程触っていなかった。一か所を見たのだが、岩の周りが掃除されているようで、この間に林も一部手が入って足元もよくなっていた。

それでも有名な岩の間にこうもりが寝ていたことからすれば、それほど訪問者が多いとも思われない。これだけ天気が良くても誰も見かけなかったので、不思議にも思った。

兎に角、そこに出かけて、マットを広げて靴を履き替えてが結構面倒なのだが、更に手も足も出ないとなると落ち込む。簡単なところで試したが、やはり力が入らなかった。これでは通常のクライミングも簡単なところしか登れない。平素使っていない神経が先まで回る様に複数回通わないとやはり駄目である。来週になると天気が悪くなりそうだが、足元が開いていて、南向きの場所ならばまた天気の良い時に試せるだろう。踵を引っ掛ける所に蝙蝠の宿も見つけてしまったが、冬になるとまた動いてくれるかもしれない。

力も入らず、新しい綺麗になっている岩を見つけて試してみた以外は成果がなかった。一時間程経ってから、その奥で走ることにした。初めてのコース取りだったが、往路15分まで岩の下の斜面の林道を走って、戻ることにした。どのあたりを走っているのかよく分からなかった。だからハイキング道の道しるべがあったので決めた。下の城への途上の路で、後で調べるとそこの斜面の下りだすところまで来ていた。海抜460m程のところで少し尾根筋のようになっていて車で走ると浮いた感じになる所で今の紅葉の時期には殊に気持ちがよい。往復で28分だった。但し林道にしては足元ももう一つで、4キロも走れなかった。それでも一時間半の中で一通り運動できたので、今後の参考になる。出来れば週の真ん中はこれぐらい運動したい。

準備体操から柔軟体操になるので、これで翌日の筋肉痛が少しでも解消されれば嬉しいのだが、その後遺症によっても今後の予定が変わってくる。腰の張りになっているのだが、様子を見てみよう。

郵便桶にミュンヘンからの封書が入っていた。火曜日までに払い込むかどうかで決断してというのがあったのだが、払わなかった。だから勘違いで結局送り付けたのかなと思った。それでも構わないと思った。こちらの希望に沿っていたからだ。それでもそうした猶予を持たせた意味も考えた。少なくとも席が無くなる訳ではないので、出来れば安い席を買えた方がいい。そう思って開封すると、その直前に購入したティケットで完全に忘れていた。それは18ユーロの立ち見席であった。こちらも椅子の方がよかったが安ければ仕方がない。

ボールダーから一っ走りして尾根から街道筋に降りてくると、ローマ人のブドウ園の背後の段々畠が綺麗だった。嘗ては斜面でそのように作っていたのだが、作業効率化からスロープが殆ど担ってしまった。最近は環境を考えたリヴァイヴァルで各地で石を積むところも増えている。



参照:
冬至に春の息吹きを想う 2007-12-23 | 暦
三大氏神下しへの可能性 2022-10-19 | 文化一般

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