Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

記録的猛暑の賜物

2015-09-01 | アウトドーア・環境
本日の朝刊の文化欄に小澤征爾の大きな写真が出ていて驚いた。八十歳の誕生日だったようだ。音楽家としての今までの歩みが振り返られていて、古い時代の指揮者オーマンディやストコフスキーと対象化されることで、その現代性について述べられているが、その意味するところはよく分からない。

その評価に関してはあまりよい文章は見たことがないが、それは見出しにあるような東西の対話とするような、もう少し触れれば管弦楽演奏の商業的な側面を映し出したものでもあるからだろう。その記事には、初演曲としてリゲティやヘンツェ、メシアンと武満を代表的に挙げているが、その最後のものを除いてはそれほど親近性がある理由でもなくて、決してその意味からは現代的とは言えないだろう。

最近はロシア音楽を流すことが増えているが、それらがこの指揮者のメインレパートリーとして成功しているのも事実であろう。また、オペラ界での活躍についても触れられているが、当然のことながらその経験や経歴から飽く迄もコンサート指揮者のそれであったことも事実だろう。どうしてもこのあたりがよく分からない記事にしている事情だろう。

今年の夏は暑かった。夜も寝室の窓は締め切って就寝可能となったが、その朝は今まで経験したことがないような烝暑さで、まるで日本の梅雨のような朝だった。今年の夏は記録的であった。そのお陰で、今まで食した中でもっとも美味なこだまスイカにありつけた。地元産である。

昼は暑く天候が安定していて、雨が降っても雹が降らなかった今年はスイカだけでなくて葡萄も良さそうだ。やはり果実には夜の冷えがかかせない。なるほど量だけならば2003年などには及ばないが、質は全く異質のものとなりそうである。量より質を考えると、北イタリアなどが素晴らしい果実を提供しているのと同じ理屈である。



参照:
地元の西瓜が美味かった 2015-08-14 | 生活
日中気温が上がって来て 2015-02-11 | 暦
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