仙台から山形へ高速道路で移動しました。
オートバイですから蔵王ハイラインを走りたいところでしたが、
今回の目的は百名城探訪であり、その効率化のため今回はパスしました。
結果的には、県境を越えたあたりから黒雲に覆われ、いつ降り出されてもおかしくない状況になってしまったので、これはこれでよかったかも。
山形城は最上義光によってつくられ、江戸時代には山形藩の政庁が置かれました。
現在、一部が霞城公園として残されています。
最上義光像
公園内は野球場
県体育館
武道場などに利用されています。
このため、駐車場には余裕があります。
2006(平成18)年に復元された本丸一文字門に架かる大手橋
一文字門を見るための展望台が作ってありました。
虎口だけに石垣を積み、他は土塁になっているのが特徴です。
工事で堀を掘削していたら、かつて崩れた石垣が出現したそうです。
発掘調査中です。
かつてここには平屋の御殿があり、その間取りはわかっているのですが、
建物の外観についての資料がないため復元できないそうです。
1991(平成3)年に復元された二の丸東大手門
内部には資料が展示されています。
このとき、ついに激しい雨が降り出し、しばし足止めを受けてしまいました。
しばらくして、小雨にはなりましたが、この後は傘をさしての見学となりました。
石垣の展示はよく見かけますが、運び出すそりまで復元されているのは珍しいです。
「大きい石」すなわち「大石」を音読みすると「タイシャク」となり「帝釈天」につながることから、帝釈天と阿修羅神の激闘にちなみ、「帝釈(大石)を動かすのは修羅」となったそうです。
二の丸北不明門
鴨が泳いでいました。
二の丸西不明門
二の丸南大手門
山形市郷土館
所在地: 山形県山形形市霞城町1-1
開館時間: 09:00~16:30
休館日: 12/29~1/3
入館料: 無料
1878(明治11)年に県立病院として建てられました。
ここで日本百名城のスタンプを押すことができます。
三の丸は市街地化していて、城跡の名残はほぼありません。
最上義光歴史館
所在地: 山形県山形市大手町1-53
開館時間: 09:00~17:00 (入館受付は16:30まで)
休館日: 月曜日(祝日と重なる場合はその翌日)
入館料: 無料
東大手門前にあり、かつては最上家の菩提寺光明寺があった場所だそうです。
ここでも日本百名城のスタンプを押すことができます。
嬉しいこと行ってくれますね~
城跡に行くと楽しくて、普段よりも軽快に行動できるような気がします。