橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

ブレーキパッドの交換

2022-02-23 | SR400
ブレーキパッドの減りが心配になり、確認することにしました。


ブレーキホースを固定しているバンドのボルトをはずします。


キャリパーをサポートブラケットへ締め付けているパッドピン(2本)を弛めて、はずします。


パッドピンを抜き取るとキャリパーをはずすことができます。
はずしたキャリパーはブレーキホースにぶら下げて作業しますが、フェンダーに当たるおそれがあるのでこれを養生しておきました。


キャリパーをはずすとブレーキパッドがあらわれます。
通常、ブレーキの鳴きを抑えるためシムという金具がブレーキパッドの裏側にはめ込んであるのですが、私のSRには付いていませんでした。
走り屋の中には微妙なタッチが変わるので、あえてシムをはずす人がいるとは聞いていましたが、私のSRは走り屋仕様だったようです。


外側のブレーキパッド
溝が限りなく0!


内側(車輪側)のブレーキパッド
こちらはまだ、少し残っていましたが、
いずれにしろ、交換時期に至っていたようです。
ちなみに前回交換してから7700km走行しています。

そんなこともあろうかと新しいブレーキパッドを用意しておきました。
デイトナ ゴールデンパッドχ


新旧パッドを比べてみました。



キャリパーのピストンが汚れているので、パーツクリーナと古歯ブラシで清掃しました。



その後、メタルラバースプレーを吹き付け、




ピストンを押し込んで戻します。

ブレーキ鳴きを防ぐため、サンドペーパーで面取りを行いました。
この作業は必ず必要なものではありませんが、橋吉号は走り屋仕様なのでやっておいた方が良さそうです。



パッドの裏に、ブレーキパッドグリスを塗りつけます。
茶色部分がグリスです。
これにより、パッドとキャリパーピストンとの間に干渉膜を形成し、振動を吸収し、ブレーキ鳴きを軽減します。
キャリパーブランケット側にもブレーキパッドグリスを塗りつけました。



パッドピンには動きがスムーズになるようにシリコングリスを塗り込んでおきました。


キャリパーを元に戻して、パッドピン2本とブレーキホース固定バンドのボルトを締め付けます。
取り付けトルクは、パッドピン27N・m、ブレーキホース固定バンドが10N・mです。


最後に、ブレーキレバーを数回握ってみます。
最初はスカスカですが、いつもの握り感触が戻ってきて終了です。


コメント (2)
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