橋本屋吉次郎電子日誌

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福島城(越後国)

2021-11-08 | お城巡り(その他)
上越の旅の2日目

本日の目的は、昨日は雨のためパスした鮫ケ尾城です。
ただ、続日本100名城のスタンプが置いてある斐太歴史の里総合案内所は、午前9時にならないと開かないので、その前にもう1箇所、城跡を見に行くことにしました。

上杉景勝が米沢に移封された後に、上越を治めたのが堀秀治です。
1607(慶長12)年に秀治の死後家督を継いだ堀忠俊は春日山城を廃して、福島城へ移りました。
江戸時代になり、不便な山城ではなく、城下町を構えた平城の方が適するようになったのでしょうね。

1614(慶長19)年には、堀忠俊の改易後に越後の領地を継承した松平忠輝によって高田城を築城され、これにより福島城はわずか7年で廃城となりました。


現在、福島城跡には上越市立古城小学校が建っています。
所在地:新潟県上越市港町2丁目16-1
実は、前日、高田城三階櫓での解説を聞いて知ったのですが・・・。


城址の小学校名が「古城小学校」なんていい響きですね。


ところが、2022年4月に直江津小に編入統合されるそうです。
なんでも、児童数が少ないからだそうですが、上越市内で直江津港近くですが、そんなことあるのですね。

この学校、校門はありますが、門扉はありません。
そこで、日曜日の早朝と言うこともあり、ちょっくら足を踏み入れさせていただきました。


校庭脇にある福島城跡


史跡碑


けっこう立派な城ですね。
高田城に移転した理由は、松平忠輝が「波の音がうるさくて、眠れない。」とわがままを言ったためという説がありますが、
案外「俺も他の兄弟と同じようなデカい城がイイ!」と思ったんじゃないでしょうか?



このあたりが大手門だったみたいですが、当時の遺構は残っていません。


まあ、これは城で使われていた石だと思いますが・・・


この遊具の石は?

コメント (2)
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