橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

SR復活

2018-09-22 | SR400

2017年9月1日、SR400は生産を終了しました。
「二輪車平成28年排出ガス規制」に適応できなかったためであり、同時にセローやドラッグスター400など9車種がカタログ落ちとなってしまいました。

ただ、「きっとそのうち復活するだろう」とは思っていました。

1978年生産開始のSRはその長い歴史の中で、以前にも生産終了したことがあるのです。

2008年に同じように排ガス規制の影響を受け、生産終了になりました。
しかし、2010年にはキャブレターを電子制御式燃料噴射装置に換え、環境性能を達成し復活を果たしています。

そして、今回もまた、「二輪車平成28年排出ガス規制」に適合させ11月22日より、発売を再開することになりました。

YAMAHA SR400 〜ヤマハ魂の伝承 〜

まあ、復活することはセローとともにヤマハ自身が広報していたので、心配していなかったのですが、問題はその内容です。

「セルつきになる」とか「リアディスクブレーキになる」という予想を立てたメディアもあったのですが、今回発表されたニューモデルは、

今までとほとんど変わらない姿で一安心です。

SRのキックスタートって慣れるまでは少々時間が掛かりますが、いったんマスターすればほぼキック一発で始動し、セルがついてなくて困ることはないのです。
ただ、ボーとしてキックするとエンジンが掛からないこともあります。
だから、キックスタートはSRに乗るための気合い入れの儀式となるのです。

SRは完璧なバイクではありません。
それどころか、欠点はいくらでもあげることができます。
・パワーがなく、遅い
・魅力である中低速での鼓動は、高速域での不快な振動になる
・今時、チューブタイヤ
・必要充分ではあるが、もう少し聞いてほしいブレーキ
・航続距離ももう少しほしい
・収納スパースなど全くない
などなど

しかし、これらはすべて「SRだからしょうがない」で片付けてしまう、そういった人がSR乗りとなるのです。
1978年生産開始のバイクだから、高性能なんて望んでいないのです。

大事なことは、変わらないことなのです。

よって、今回も、大きな変化がなくて安心した次第です。

また、発売40周年を記念した「SR400 40th Anniversary Edition」も数量限定500台で同日発売そうです。



これ、イイですね。

コメント (8)
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