熊本港から九商フェリーに乗り、有明海をワープ
島原城へやってきました。
なんと天守閣のすぐ下が駐車場になっています(駐車料金320円)。
1964(昭和39)年に復元されたりっぱな天守
破風(斜めの切妻屋根部分)をもたない層塔型という新しい形式です。
20数年前、友人とバイクで九州一周ことがあります。
島原にも宿泊した際、飲み食いしすぎて苦しくなり、腹ごなしに城のまわりを歩きました。
このときは夜でしたし、翌朝も早い出発だったため、城を見学することはできませんでした。
しかし、この美しい天守は強く印象に残っております。
20数年を経てようやく念願が叶いました。
暑くても元気な女性の戦国武将隊が迎えてくれました。
入場券売り場で日本百名城スタンプをGET
さらに、うちわもGET!これは助かりました。
開館時間: 9:00~17:30
休館日: 12/29、12/30
天守閣・観光復興記念館・西望記念館、三館共通入館料:
大人540円,小・中・高生270円
天守最上階からの眺め
まず南
西
北
そして東
中央に見られる大手門のような建物は島原鉄道島原鉄道線の島原駅です。
西望記念館
復興された巽の櫓は、彫刻家である北村西望(きたむらせいぼう)氏の作品を集めた美術館になっており、建物の中あるいは外に作品が展示されています。
代表作はこれ
長崎市平和公園の平和祈念像です。
御馬見所
お殿様が藩士の訓練状況を見るための視察所
江戸時代から残る貴重な建物です。
丑寅の櫓は民具資料館となっています。
観光復興記念館
1990(平成2)年に始まった雲仙普賢岳の噴火活動の経過を中心に、島原の歴史・文化などを紹介しています。
西の櫓
日本手ぬぐいに描かれた日本各地のお城の絵、および全国のこけしが展示されています。
高く頑丈な石垣
二の丸跡には島原文化会館が建てられています。
城下町には趣のある建物がちらほらありました。
時鐘楼
この土地は火山灰や溶岩流でなる地盤のため、城の普請工事は困難であったとされます。
さらに、築城当時の領主である松倉氏の知行は4万石でしたが、それと不釣り合いの立派な城を建てたことも、領民の一揆を引き起こす一因となったといわれています。
次は、島原の乱の舞台となった原城へ向かいました。