ナビを装着するために電源を取り出すことにしました。
なるべく目立たないように、大きなシガーソケットではなく小さなUSB端子を選びました。
バイクでの電源取り出し法はいろいろありますが、大別すると
① バッテリーの両極に直接つなぐ(バッ直)
② 既存の配線に割り込ませる
の2つでしょうか。
①バッ直は安定した電流が確保でき、他の配線に対する負担は少ないのがメリットです。
欠点は、メインキーと連動してON・OFFできないことです。
ですから、機器のスイッチを切り忘れるとバッテリーあがりになる恐れがあります。
リレーを介せばメインキー連動は可能ですが、配線が複雑になります。
一方、②の既存の配線に割り込ませる場合は、追加した機器の分だけ電流が多く流れますからコードに負担がかかります。
しかしながら、配線を短くすることができます。
今回はハンドルにUSB端子を固定するつもりですので、バッテリーからは遠く②の方法で行うことにしました。
いろいろ考えましたがホーンに割り込ませることにします。
ハンドルに近く、普段あまり使用しない配線だからです。
こんなに長いコードは必要ないので、
短くしました。
しかし、ここで問題発生。
くわ形端子をホーンの+端子に挟み込むつもりでしたが、プラスネジで接続してあると思ったホーン端子は特殊な形状のものでした。
「なんとかならんかなぁ」と思いつつ、机の引き出しを探してみると、こんなものが見つかりました。
コードを2本はさんで、プライヤーで締めるだけです。
既存のコードを傷つけることになりましたが、まあいいか。
さて、-極はホーンの-コードに割り込ませてはいけません。
ホーンのマイナス極の先にはスイッチがあるので、ここにつないだらホーンボタンを押している間だけ通電することになります。
実は、自動車やバイクでは車体フレームとバッテリーの-極がつなげてあるのです。
ですから、USB端子の-側は適当なフレームの場所に取り付ければよいのです。
今回は、ホーンの取り付けネジととも締めしました。
ここで、通電しているか確認してみました。
OKです。
(基板まるみえのようですが壁紙です)
メインユニットはハンドルロワーブラケットに両面テープで固定しました。
ハンドルバーにタイラップで固定して取り付け完了です。
ゴム製の蓋もついていて雨が降っても大丈夫です。
追補(2016.9.11)
いろいろ試してみましたがボディーアースが上手くとれないので、現在はモバイルバッテリーを利用しています。