
文芸春秋は、9月の臨時増刊号で、吉村昭を取り上げた。「吉村昭が伝えたかったこと」である。版を重ねているらしい。もちろん、先の東北大震災で、吉村の著書『三陸海岸大津波』『関東大震災』が、見直されたことに触発されてのことだ。
巻末の著作一覧や、作品の魅力を語る人々、旅・酒・肴に触れるエッセイの数々など、この1冊に吉村の魅力が凝縮されている。そして、妻であり、作家である津村節子のインタビューを掲載し、夫吉村との闘病記『紅梅』のPRもきっちりとしている。そういえば、今日、テレビ朝日系列でドラマ「光る壁画」を放送する。2008年の8月1日に17冊目としてブログ掲載した。
何よりも、巻頭のグラビアが魅力だ。氏の仕事やプライベート、書斎の様子などが盛り込まれ、若かりし頃から晩年までが偲ばれる。しかし、人の顔は、加齢とともに、こんなにも変わるものなのか。考えてみれば、生まれてから、毎年のように人は変貌するのだということに、今更気付く。
巻末の著作一覧や、作品の魅力を語る人々、旅・酒・肴に触れるエッセイの数々など、この1冊に吉村の魅力が凝縮されている。そして、妻であり、作家である津村節子のインタビューを掲載し、夫吉村との闘病記『紅梅』のPRもきっちりとしている。そういえば、今日、テレビ朝日系列でドラマ「光る壁画」を放送する。2008年の8月1日に17冊目としてブログ掲載した。
何よりも、巻頭のグラビアが魅力だ。氏の仕事やプライベート、書斎の様子などが盛り込まれ、若かりし頃から晩年までが偲ばれる。しかし、人の顔は、加齢とともに、こんなにも変わるものなのか。考えてみれば、生まれてから、毎年のように人は変貌するのだということに、今更気付く。