パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

ピーター・ポール&マリー 13 「イン・ジャパン」(2)

2009-09-27 | ピーター・ポール&マリー
続いてSide 2へ。

6.Puff「ムーヴィング」ピーターが一人で日本語も交え、皆を誘う。
7.Serge's Blues ポールとベースのディック・ニスとの共演。「アルバム 1700」の「What's Her Name」
8.For Baby「アルバム」 ご存知、マリーのソロ。
9.If A Had My Way「ピーター・ポール&マリー」
10.Don't Think Twice,It's All Right「イン・ザ・ウインド」
11.If I Had A Hammer(ハンマーを持ったら)「ピーター・ポール&マリー」
12.This Land is Your Land(わが祖国)「ムーヴィング」
 「わが祖国」の最後に「フロム 北海道、トゥ ザ九州アイランド、フロム フジヤマ、トゥ 瀬戸内海」とくる。これがたまらない。

67年1月3日の大阪フェスティバルホールを皮切りに、大阪3回、東京6回、京都1回、神戸1回の11回の公演であった。



マリーさん、安らかに・・・。
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ピーター・ポール&マリー 12 「イン・ジャパン」(1)

2009-09-26 | ピーター・ポール&マリー
マリーさんの追悼を二日に分けて。

ピーター・ポール&マリーは64年6月に初来日。この8月にはアルバム「イン・コンサート」がリリースされた。
そして、2回目の来日が67年1月だった。
この模様を日本限定で発売された「ピーター・ポール&マリー・イン・ジャパン」で聞くことができる。
7枚目のアルバム「アルバム」が66年7月、8枚目の「アルバム 1700」が67年8月なので、レコード化された曲はこの2つのアルバムの色が濃い内容となっている。しかし、ステージでは従来のアコースティック路線を堅持している。

Side 1
1.Sometime Lovin' (気まぐれの愛)「アルバム」
2.No Other Name「アルバム 1700」
3.Other Side of This Life(人生の裏側)「アルバム」
4.Good Times We Had「アルバム」
5.Paul Talk(ポールの語り)Japanese Version
第3京浜でのホンダのバイク音、横浜港の船、横浜市電と東京都電、東京のタクシー、パチンコ店など、さすがポール。

日本のファンにとってはたまらない1枚です。
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ブルックナー 23 ヴァントのシンフォニー7番 鮮烈

2009-09-23 | music/classic/Bruckner
朝比奈、ベーム、ブロムシュテット、ヨッフム、ジュリーニ、マタチッチ、カラヤン、マズア、チェリビダッケに続いて10人目となったブル7好き。
現在のところ一押しの指揮者、ドイツ生まれの指揮者、ギュンター・ヴァント((1912-2002)です。
ヴァントは60歳台、1970年代から80年代にかけてケルン放送交響楽団とブルックナーチクルスを、70歳台から80歳台にかけて(1980年代から90年代にかけて)北ドイツ放送交響楽団とブルックナーの録音を残している。

そのヴァントが1999年、87歳の時にベルリンフィルとライブ録音した7番シンフォニーのご紹介です。。
アンサンブルの華麗さで鳴らすベルリンフィルが、ヴァントの卓越した堅牢なコンダクトに見事に応えています。
1楽章の盛り上がりはさすがで、20分を飽きさせません。
2楽章は至高のアダージョ。なんと情緒溢れる調べなのか。ベルリンフィルの清廉なアンサンブルがヴァントの細部にわたる構成力に応えて盛り上がりを見せます。
3楽章のスケルツォは、やたら急がず、じっくりと管と弦の対話を引き出しています。
4楽章のフィナーレ。それぞれのパートを生かし、組み合わせ、一つの世界を紡ぎ出すのです。

ブルックナーの7番シンフォニーの躍動と荘厳さをここまで表現できるコンダクターとオケ。そして最新の録音技術。
Total 66;38 ①20:53 ②21:53 ③10:25 ④13:11
原典版(ハース版)
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冬野菜の芽が出る

2009-09-22 | food
9月5日に冬の野菜の種を蒔いた。お盆過ぎに、畑を起こし、肥料をやり、土作りをした。
水遣りをしながら、いつも芽が出るまで気が気ではない。それが今年は二日後の9月7日に大根、白菜に芽が出た。
今は、それぞれ大きく育ち、白菜や大根は間引いて、おひたしやみそ和えにしている。

写真手前からにんじん、ホウレン草、白菜、大根の芽。

寒さに向かい、身も心も温かくなる食材として、食卓に並ぶ日を楽しみにしている。
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ブルックナー 22 ヨッフムのシンフォニー7番 円熟

2009-09-21 | music/classic/Bruckner
ブルックナーといえば、オイゲン・ヨッフムを忘れることはできない。
1902年生まれのヨッフムが、70歳代、まさに円熟期の1975年から80年にかけて、ドイツの名門、SKD(シュターツカペレ・ドレスデン、ドレスデン州立管弦楽団)を指揮した名盤チクルスから76年に録音した7番を聞く。
その重厚な構成と、緩急。歌わせるところは歌わせ、激しく、また、あっさりと。こういうブルックナーも好き好きであろう。

2楽章に頂点を設け、その終わりのシンバルとティンパニーを魂の叫びとして7番のクライマックスとする構成。ノヴァーク版だ。

Total 69;14 ①20:57 ②25:50 ③10:00 ④12:27
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どうしてボクには仕事がないんだろう

2009-09-20 | book
「どうしてボクには仕事がないんだろう」

30過ぎのフリーター薫さんの本。副題も、もう笑っちゃうしかない下流生活・・。

タイトルも強烈だが、現代の縮図がここにある。

コールセンターの派遣社員、30歳過ぎの薫はうつ病を病み、会社も辞め、アパートに引きこもる。
なんとか職にしがみつきながら、毎日のクレーム対応で心を病む。職場関係や通院。親子関係に悩み、失業保険や税金などの制度の現実を知る。そして現実に横たわる日々の暮らし。1日食費300円生活。
苦いエッセイ集ではない。アラフィフも、ぶち当たる現実がそこにある。

深夜に読むと特に身につまされる1冊。2009年6月の新刊。

昔はアルバイトやパート社員という言葉はあったが、人はある意味、その制度を利用していた観がある。
しかし、昨年秋のリーマンブラザーズショック以来、若者3人に1人しか正社員がいないという現実がより身近なものとなり、我々に迫り来る。
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ピーター・ポール&マリー 11 「Mの訃報」

2009-09-19 | ピーター・ポール&マリー
昨年7月にこのブログで取り上げた、1960年代のアメリカで活躍したフォークソング・グループ、「ピーター・ポール&マリー(Peter・Paul and Mary)」。そのメンバーの一人、女性のメアリー・トラヴァース(Mary Travers 1936年11月)が16日に亡くなった。72歳であった。

白血病と闘っていたという。メアリーの、常に問題意識を持ち、時代にアピールしていく姿勢に共感していた。最後まで彼女の姿勢は変わらなかった。

1991年にベスト版のCDを購入し、昨年7月からCDやアナログレコードを集め始めた。ジャケットを見て、音楽を聴いた。3人の歌声、パフォーマンスに魅せられた。楽しいひと時だった。メアリーの声は、シャープで力強く、クールであった。

残された2人のP。ピーター・ヤーロウとノエル・ポール・ストゥーキーとともに彼女の冥福を祈る。
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シソの穂 

2009-09-13 | food
先週から朝夕が涼しさを増している。しかし、今年は梅雨明けがあったのかと思える気候であった。太平洋高気圧が大きくならず、湿気を含んだ空気が列島を覆い、日照不足に拠る農作物への影響も心配される。

そんな中でも、暑さ寒さも彼岸まで。
畑の紫蘇の穂が、白い花をつけた。人間の生涯はうつろいやすいが、植物たちはきちんと自らのサイクルを保っている。

そんな紫蘇の穂を大切に、天ぷらにしたり、実を活かして佃煮にする。秋の香りを楽しむ季節だ。
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ブルックナー 21 チェリビダッケのシンフォニー7番 じっくりと

2009-09-12 | music/classic/Bruckner
じっくりとブルックナー和音を楽しむ。そんなアルバムが、チェリビダッケとミュンヘンフィルの1994年のライブ録音である。

録音のよさも幸いし、細部までことごとく手ごたえのあるアルバムに仕上がっている。

ハース版

Total 78:07 ①24:16 ②28:46 ③11:35 ④14:30
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あじご釣り

2009-09-06 | food
アジの子、「あじご」釣りをした。夏に港で釣る、いわゆるサビキ釣りである。

塩の香りと海の緑。港を渡る風が心地よい。

魚が私に釣られるのは、体長は5~6センチぐらいのものだが、それでもから揚げにして食べるとうまい。ビールに合う。
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