9月17日の台風16号の襲来、そして、お彼岸も過ぎ、あっという間に秋になった。週末は、日本列島は台風17.18号のダブルパンチだ。
「たどたどしく声に出して読む歎異抄」は、2012年4月発刊。著者は詩人の伊藤比呂美。1955年東京生まれで熊本市在住だが、現在、カリフォルニアにも住んでいることから、日本との往復生活をしている。この著作の中にも「旅」という内容で12編の文章がある。
年齢的にも近く、死生観と今をどう生きるかという、はざ間の中で、親鸞の著作を読み、その声を聞くというスタンスに立った本。
親鸞の弟子の唯円が親鸞の言葉を記したとされる「歎異抄」をはじめ、日常のおつとめで唱える正信念仏偈、親鸞が経文を漢文体ではなく和文体で記した「和讃」、親鸞の書簡など、それぞれに現代文が読める。言葉の力を感じる1冊。
「たどたどしく声に出して読む歎異抄」は、2012年4月発刊。著者は詩人の伊藤比呂美。1955年東京生まれで熊本市在住だが、現在、カリフォルニアにも住んでいることから、日本との往復生活をしている。この著作の中にも「旅」という内容で12編の文章がある。
年齢的にも近く、死生観と今をどう生きるかという、はざ間の中で、親鸞の著作を読み、その声を聞くというスタンスに立った本。
親鸞の弟子の唯円が親鸞の言葉を記したとされる「歎異抄」をはじめ、日常のおつとめで唱える正信念仏偈、親鸞が経文を漢文体ではなく和文体で記した「和讃」、親鸞の書簡など、それぞれに現代文が読める。言葉の力を感じる1冊。