パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

四色ご飯

2008-10-26 | food
畑でホウレン草が取れるようになると、四色ご飯の季節です。

ご飯の上に乗せる食べ物の色で彩りを。

緑はもちろん「ホウレン草」。少し醤油をかけます。お好みで、すりゴマをかけてもOKです。
黄色は「錦糸卵」。
赤は「ハム」でもよいが、家では鶏肉そぼろを作る。にんじんをすり、赤くする。お酒やみりん、醤油でしっかりした味をつける。
黒は「もみ海苔」で香り豊かに。

熱いご飯に、それぞれを交互に食す。まぜてもいけます。熱いみそ汁がまた、合うのです。
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人生と鉄道 「のんびり山陰本線で行こう」

2008-10-25 | book
これも新聞書評から。

今月10月14日は、鉄道記念日だった。全国でさまざまな催しが行われた。NHKFMでも特番を組んでいた。
「のんびり山陰本線で行こう」(野村正樹:著)を図書館で借りて読んだ。

野村氏は1944年に神戸で生まれ、サントリー入社。作家として活躍中である。
この本は2008年5月発刊であるから、まさにできたてのホヤホヤ。

この本はけっして単に鉄道好き、いわゆる鉄ちゃん本ではない。
山陰本線を、入社から定年までの「会社員人生すごろく」にみたて、京都から下関まで677.3㌔にも及ぶJR西日本の旅である。
それぞれの駅を拠点に、出会いやグルメのことなどの紀行集として、さらに氏らしく、都市論や比較文化論、人生論にも言及する。

観光テキストにもなるが、疲れたとき、つまづいたときにもホットできる人生応援本、生き方本にもなる一冊である。

サブタイトルは「幸せな生き方探しの旅の本」。

時間に追われる身が、時間とともに過ごす身となるのもいいかなと思う。人生50年、いや80年時代に最終章はつきものだが、いつの時も終わりではなく、始まりなのだ。
それぞれの地域に息づく人々と旅人である著者。そして線で結ぶ鉄道。どう生きるか、どう暮らすのか。さまざまなエッセンスが詰まっている。

でもなぜ、氏は山陰本線を選んだのかは、読まれてのお楽しみとしたい。
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星座とおつきあい

2008-10-19 | life
日の出は6時過ぎ、日の入は5時過ぎと、日が短くなりました。
昨日の朝、5時に新聞を買いにコンビニに行くと、なんと南の空に星がたくさん。こりゃ久々の感激でした。
そこで、家にあった星座早見盤を探したのですが、ない。そりゃそうか、もう数年使っていないのですから・・・。

でも秋の星座、知りたい。インターネットで検索すると、なんと製作キットのサイトがありました。兵庫県立はりま天文台公園のサイトです。

早速作ってみました。型紙をプリントアウトし、菓子箱に貼り付け、切り抜き、セットします。簡単です。

夜10時に外へ。月が明るかったのすが、半月で少し暗かった。北の空に出ていました。秋の大四辺形のペガサス。その下にW型のカシオペア。そしてその西に十字のはくちょう座。
今日の朝は、南の空にオリオン座、その東にシリウス要するおおいぬ座。
夏はいつまでも暑くて、冬はこれまた寒くてつらい。その点、秋の星座は空気もキュっとしまっていいのです。
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すぐれもの 8 手弁当ブーム

2008-10-18 | すぐれもの
食材の高騰や安全性、メタボ対策などの話題が沸騰する昨今、昼食は手作りでという人が増えているらしい。弁当箱や水筒の販売が好調だという。

かくゆうわたしも今年2月から手弁当持参にしている。
これは、お気に入りであった1食400円の弁当業者が、配食サービスを止めたことが一番の要因なのだが、昨年10月から始めたレコーディングダイエットによって食べる量が落ちたこと、朝食はご飯と味噌汁という形が定着したことにより弁当への移行が簡単になったことも一因である。

わたしは夏冬に限らず、倉庫にしまってあった保温機能付きのミニ弁当箱を使用している。ホームセンターでは、時代の変化か、ご飯のみの保温しかないものが主かな。
ご飯と味噌汁は放せないので、ご飯と汁椀が保温できるこのタイプいつまでも作り続けてほしいと願う一人である。
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 ピーター・ポール&マリー 6 ライブの輝き(2)

2008-10-13 | ピーター・ポール&マリー
レコードの内開きは、ステージへまるで飛ぶように走る3人の姿が映っている。このころの彼らの自信と躍動感を象徴している。

ディスク:2
LP2枚目のA面
1. Le Deserteur 拝啓大統領殿
ピーターのフランス語での弾き語り。「戦争は嫌だ」と徴兵制反対を大統領に宛てた手紙。フランスの詩人・作家の:ボリス・ヴィアンの作詞「脱走兵」。
2. Oh Rock My Soul
黒人霊歌。スカウトソングやキャンプソングなどで有名。ピーター・ヤーローがみんなを3つのパートに分けてシング・アウト(歌い手と観客がともに歌う)する。
3. Paultalk ポールの語り
ポール・ストゥーキーのコメディアンとしての本領発揮である(・・・英語は不慣れなので詳しくは不明)

LP2枚目のB面
まず、メアリー・トラヴァースの清廉な歌声が2曲
4. Single Girl アメリカのトラディショナルソング。結婚したらぼろぼろの服、裸足だし、子守ばかりで買い物にも行けない、独身時代に帰りたい。女の子への警鐘の歌かな。1960年にポールとマリーはすでにこの曲をデモテープとして残している。コンプリートBOXで聞くことができる。
5. There Is a Ship イギリス民謡 ゆったりとマリーが歌い込む。『The Water Is Wide』という歌で数多くのアーティストが歌っている。「河が広くて渡れない。空を飛ぶ羽もない。私の愛と私を運ぶ船を下さい。」
6.7.8.ともスタジオよりも、このライブがお勧め。声のバランスもギターの音色も鮮やか。いきいきした緊張感が伝わってくる。
6. It's Raining 雨降り (1枚目のアルバム「PETER PAUL AND MARY」)
7. If I Had My Way (1枚目のアルバム「PETER PAUL AND MARY」)
8. If I Had a Hammer 天使のハンマー (1枚目のアルバム「PETER PAUL AND MARY」)

ポールの語りを除く17曲のうち、半分以上が未収録曲であった。
つまり、このステージは、進化し続けるP,P&Mであり、アルバムの位置づけとしてはベスト盤ではなく、あくまでも彼らの4枚目のアルバムである。
アルバムジャケットからは2本のマイクしかみられない。しかし、こんなにバランスの取れた録音が聞けるのは(スタジオ録音と変わらない!)、数多くのステージを経験した、彼らのすばらしいテクニックのなせる業であろう。

このグループは単に人気者が集められたのではなく、まさにテクニシャンの集合体であったことを証明する。
とにかく、彼らのステージを自信をもってアルバム化したところに実力の高さがある。
まさに人気と実力を兼ね備えたミュージシャンかつエンターテイナー、そしてメッセンジャーがいた。

私は、数あるアルバムの中で、一番魅力的で価値あるアルバムではないかと思える。
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 ピーター・ポール&マリー 5 ライブの輝き(1)

2008-10-12 | ピーター・ポール&マリー
4枚目のアルバムは「イン・コンサート」。64年8月に発売された。
64年春のコンサートツアーからのライブを版。なんと2枚組みのレコード。当時、ポップスやロックで2枚組みというのは型破りであったらしい。P,P&Mの人気の高さとコンサートの完成度の高さを示すものであろう。

ジャケット写真からは、2本のマイクで演奏する3人が前と後ろから撮られている。これできちんと3人の声がバランスよく聞こえてくるし、ギターサウンドもクリア。


曲目は、
ディスク:1
LP1枚目のA面
1. Times They Are A-Changin' 時代は変わる (ご存知、ボブ・ディランの名曲)
単純なギターストロークの中に3人の歌声が強く響き渡ります。やっぱライブはいい。録音も3人の声が立体的に聞こえる。
2. A'soalin' (2枚目のアルバム「MOVING」)
イントロダクションにポール得意の語りと車の形態模写が入ります。ただ、英会話の不得意さが会場の楽しさを伝え切れません。残念。
アメリカの童謡を、3人の計算しつくされハーモニーが押し寄せては引き返す構成が絶妙です。ギターのフィンガーテクニックと盛り上げがよい。
3. 500 Miles 500マイルも離れて(1枚目のアルバム「PETER PAUL AND MARY」)
マリーのとつとつとしたリードボーカルがいい。
4. Blue
ピーターの語りから。「Blue」で聞かれるコンビネーションとライブパフォーマンスの高さ。アメリカの民謡が途中でドゥーアップスタイルのロックンロールに変わるところなど3人の技量の高さを見せ付けられる。
また、一人ひとりの技量の高さも。会場と一体となった楽しさが伝わってくる。すごいステージ。これだけでも聞く価値ありです。you tube 動画でそのすばらしいライブ映像を見ることができる。
5. Three Ravens 3羽の烏
ピーターがリードヴォーカル。イギリス民謡から。芝生に横たわる若い兵士の死体、ついばもうと群がるカラス、主人を必死で守る猟犬と鷹、そして恋人がやって来る。黒い羽が舞い落ちる。悲しいメロディが美しい。

LP1枚目のB面
6. One Kind Favor
ポールの渋い低音がカントリーをブルース調に
7. Blowin' in the Wind 風に吹かれて (3枚目のアルバム「IN THE WIND」)
これもご存知、ボブ・ディランの名曲。63年8月のワシントン大行進でリンカーン記念館前でP,P&Mが歌った。
8. Riding in My Car (Car Song)
ポールの語りと形態模写、そして3人のコーラス。 会場とのコミュニケーションが楽しい。
9. Puff (The Magic Dragon) (2枚目のアルバム「MOVING」)
63年夏の大ヒット。会場のシング・アウトが楽しい。
10. Jesus Met the Woman 井戸端の女
アメリカのゴスペル(宗教音楽)。キリストと女の会話。ブルース調の力強いマリーの歌声が心に残る。
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金木犀

2008-10-11 | life
自転車通勤の際、ツンとした甘酸っぱい香りに出会うようになりました。
金木犀(キンモクセイ)です。中国が原産で、江戸時代に渡来したといわれています。

我が家では、それこそ10年以上前に苗木をもらい、育ててきました。
それが1メートルほどになり、今年、オレンジ色の花を咲かせ、しっかりした芳醇な香りを漂わています。

朝夕がめっきり涼しくなり、秋が深まりを見せ始めています。
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篤姫と「海舟座談」

2008-10-05 | book
「海舟座談」という本がある(岩波文庫。新訂でワイド版)。新聞書評で紹介されていた。

勝海舟(文政6年・1823~明治32年・1899)は、まさに幕末から明治まで、幕府・新政府の要人として生きた時代の証人である。明治28年から32年まで、勝宅で聞いた談話を巌本善治がまとめたものである。
そこには徳川や明治政府の政治、経済、文化まで、海外の考察も含めた、勝の考察がある。

幕末の動乱を描くNHK大河ドラマ「篤姫」も佳境。篤姫(天璋院)の記述もある。それにしても、本書にある勝の写真は、勝役の北大路欣也さんとよく似ている。
秋の夜長に小気味よい江戸口調の語りに耳を傾けるのも一興では。

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布袋草が咲いた

2008-10-04 | life
なんと10月に入ってすぐに布袋草が咲いた。この株では初めてである。
あまりに見事なので写真を撮った。
夏とは異なり、3日間ぐらいその薄紫の花が凛として立っている。

暑い時期に咲く花なので、まさに最後の一葉となるのだろう。
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