1873年、ブルックナー(1824年-1896年)、49歳のときの作品が、シンフォニー第3番である。
彼が敬愛したドイツの作曲家、 リヒャルト・ワグナー(1813年-1883年)に捧げられたことから、ワーグナー交響曲の愛称がある。
2番が72年、4番「ロマンテック」が74年、5番が76年に作られていることから、このころのブルックナーはまさに脂の乗り切った時期であったのだろう。
4,7,8,9番に比べ、地味な印象があるが、力強さとワルツ風のやさしいメロディの対比が際立っている。4楽章のファイナルに行く、盛り上げもいい。
一番は、ロマン溢れる1楽章であろう。金管の印象的な主題や神秘的な旋律が個々かしこに配置されている。
2楽章は、荘厳なアダージョ。ほんとうにブルッナーはアダージョがいい。なんてロマン溢れる旋律の数々。
3楽章は、スケルツォ。かなり早くとあるが、アクセントのあるモチーフとワルツ風の楽曲のコラボ。
4楽章 ポルカ風の旋律やエコー効果をねらったユニゾンが印象的。
オイゲン・ヨッフムの75歳の1977年、ドレスデン国立管弦楽団で聞く。ヨッフムらしい快活でエネルギッシュなブルックナーである。
Total 57:22 ①20:30 ②15:26 ③7:30 ④10:56
彼が敬愛したドイツの作曲家、 リヒャルト・ワグナー(1813年-1883年)に捧げられたことから、ワーグナー交響曲の愛称がある。
2番が72年、4番「ロマンテック」が74年、5番が76年に作られていることから、このころのブルックナーはまさに脂の乗り切った時期であったのだろう。
4,7,8,9番に比べ、地味な印象があるが、力強さとワルツ風のやさしいメロディの対比が際立っている。4楽章のファイナルに行く、盛り上げもいい。
一番は、ロマン溢れる1楽章であろう。金管の印象的な主題や神秘的な旋律が個々かしこに配置されている。
2楽章は、荘厳なアダージョ。ほんとうにブルッナーはアダージョがいい。なんてロマン溢れる旋律の数々。
3楽章は、スケルツォ。かなり早くとあるが、アクセントのあるモチーフとワルツ風の楽曲のコラボ。
4楽章 ポルカ風の旋律やエコー効果をねらったユニゾンが印象的。
オイゲン・ヨッフムの75歳の1977年、ドレスデン国立管弦楽団で聞く。ヨッフムらしい快活でエネルギッシュなブルックナーである。
Total 57:22 ①20:30 ②15:26 ③7:30 ④10:56