パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

ラジオ体操にはまった

2012-06-24 | health
体操と聞けば、なれない学生時代の鉄棒やマット運動が浮かぶ。いずれも不得手で、体育の前は憂鬱になったものだ。ラジオ体操といえば、小学校の夏休みの朝、空き地に集まり、やっていた。とにかくあれは、小学生のための運動という印象が強く、それ以来、まったく生活と無縁のものであった。

それが、この5月の連休に見たテレビがきっかけでラジオ体操をするようになった。神戸で、近くのかたがたがミニ公園に集まり、持参のラジオから流れる6時30分からのNHKのラジオ体操に合わせて、老いも若きも体を動かし、その後、公園を掃除していた姿が放送された。

実は、このラジオ体操がブームらしい。6月10日の新聞書評によると、DVD付きの本が発売1ヶ月あまりで35万部突破だそうだ。読者の中心は30代から40代の女性らしい。発売元は、題材があまりに有名なので、売れるのかと不安だったとか。

マジにやるとしんどい。第1と第2体操をまず、覚えていないのはともかく、とにかく体がついていかない。それに、細部にわたり、計算されつくした動きで構成されていることに気が付いた。約400種の筋肉を満遍なく動かす。ダイエットや肩こり解消にも効果ありとのこと。
第1で慣らして、第2でレベルアップする。頭の先からつま先まで、結構、神経を行き届かせる。間の首の運動も、気持ちよい。しないと、何か落ち着かないのだ。朝、できなくても、動画サイトで見れるので、いつでもできる。

ラジオ体操は子供のためのものではない。れっきとした大人の運動なのだ。
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ビートルズのすべて 10 グループから声(1)

2012-06-17 | ビートルズ
「ビートルズのすべて」。13回シリーズの10回目はいよいよ『ホワイトアルバム』「グループから声」だ。

1968年(昭和43年)11月22日、ホワイトアルバムこと「ザ・ビートルズ(The Beatles)」は発売された。
真っ白なカバーに、小さな文字で「ザ・ビートルズ(The Beatles)」とグループ名が浮き彫りにされ、ナンバリングの入ったそのアルバムは、斬新で強烈なインパクトを与えるものであった。カラフルな色彩の「サージェント・ペパーズ」とは実に対照的で、日本人が白という色から感じる、無垢、純粋、潔癖さ、潔さというイメージも加味してその意味合いを組した。アルバムの内容は、2枚組みのアルバムを一気に聞き終えたとき、今までのビートルズとは確実に違うものを感じた。

トップを飾るのは「バック・イン・ザ U.S.S.R.(Back In The U.S.S.R.)」

「サージェホワイトアルバムント・ペパーズ」「リボルバー」「ラバーソウル」と違い、実験的な要素が薄れている。ポールは、僕らは一歩下がってみるときだと感じていたんだ。それがメンバー全員が望んでいることだったんだ。必ずしも前に進まなくてもいい音楽は作れる。

ジョンは、これは僕の曲だ。僕らはこんな風にやろう。あれは君の曲だ。君はそんなふうにやるんだね。そんな風にやっただけなんだ。3人の音楽を1枚のあるばむにするというのはとてもたいへんなことなんだ。だから2枚組みにした。エレクトリックスや凝ったアレンジに興味を持った後、最終的にそういう要素をすべて振り払うことにした。2枚組みに入っている僕の曲はきわめてシンプルでプリミティブ(原始的な、素朴な)だ。「サージェント・ペパーズ」とは180度違っていた。僕はいつだってこっちの音楽が好きだ。

ジョージは、インドから帰国したとき、1枚では収めきれないほど多くの曲があることが明らかになった。だからホワイトアルバムは2枚組みなんだ。ほかにやりようがないだろう。だって僕らはたくさん曲を作っていて、その中から新しい曲のために独自の曲を吐き出したかった。バンドの中では、それぞれが強い自意識を持つようになっていたんだ。

リンゴは「サージェント・ペパーズ」はやるべきことを果たした。60年代、あるいは20世紀を代表するアルバムだ。曲はすばらしく、とても革命的だ。ほんとうに楽しかったし、参加できたことをうれしく思う。だけど、ホワイトアルバムができてみると僕はこっちのほうが好きになった。
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梅雨の花

2012-06-16 | life
梅雨入りをして、じめじめと湿気の高い日々が続いている。そんな曇り空に、ほっとする紫の花が咲き乱れる。
家の周りや田畑の片隅に、結構長く楽しませてくれる。

家の前の畑に、菖蒲が咲いている。緑と紫のコントラストが鮮やかだ。
また、家の紫陽花が満開だ。

額紫陽花(がくあじさい)


墨田の花火


そして、お多福


いいですよね。
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結婚するって本当ですか?

2012-06-10 | book
『結婚するって本当ですか?』は、歌人の枡野浩一、ライターのむらやまじゅん、そして、男女2人の写真家、八二一の共作。2004年8月刊行。昭和49年1974年にダ・カーポが歌ってヒットした同名の曲がありました。

6月はジューンブライド。6月の花嫁は幸せになれるという。しかし、上野千鶴子風にいえば、「結婚は成人した市民同士の契約であり、おクニに登録して相手を決めることなど必要なし。登録は親子関係だけでじゅうぶん」とうことになる。この本は、古今東西の結婚に関する格言を集めたものだ。軽い気持ちで読めるが、じわじわと胸に染み込む数々の言葉。45。犬たちの写真で彩られる。

ソクラテス、バルザック、ハイネ、バーナード・ショー、ベンジャミン・ディズレーリ、モンテーニュ、オスカー・ワイルド、ドストエフスキー、サマセット・モーム、オー・ヘンリー、ゲーテ、モーツァルト、チェーホフ、
ベンジャミン・フランクリン、マリア・カラス、ショーペン・ハウエル、ニーチェ。ひとつといわず聞いたことのある有名人ばかりが、結婚のきびしさを伝えている。

たしかに結婚には一時の熱というか、勢いが必要なのだ。また、それを継続することの大変さはあると思う。
人が人と暮らすことは大変だ。あとがきを読めば、本の表紙の水引の意味がわかる。
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巨星逝く 

2012-06-03 | life
今年2月12日に紹介した97歳の現役詩人、杉山平一さん、4月30に紹介した98歳の音楽評論家、吉田秀和さんが、ともに先月5月に浄土へと旅立った。杉山さんが19日、吉田さんが22日のことであった。

拠点は東と西で別れていたものの、いずれも生涯現役の人である。杉山さんの生活に根ざした、するどく、人間味あふれる感性に驚かせされ、吉田さんの評を読んで未知の曲に触れる楽しみをこれからと思っていた。ご両人の著作に触れたのが、つい最近のことであり、残念なことだが、作品群は残り、私に叱咤激励を与え続けてくれる。

5月の末に、家のクジャクサボテンに花が来た。3日あまりでしぼんでしまったが、3日のための1年かと思うと、花の生命力のすさまじさに、ただただ感嘆するばかりだ。また、いつもながらに、明るく、大柄な南国のトロピカルな色合いがすごい。

いずれも、命のたくましさを感じたひとときだった。


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キウイの花盛り

2012-06-02 | food
今年は、昨年に続いて、キウイの花が咲いた。冬の剪定がうまくいかないのか、いつも2年連続して花は来なかった。しかし、今年は咲いた。今週の日曜日の写真である。

甘い、しっかりとした香りが、キウイ棚の下に蔓延している。これじゃ、虫たちが寄ってくるわけだ。実のなる秋が楽しみだ。
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