パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

ハンディ版 入門歳時記

2021-10-31 | book
「ハンディ版 入門歳時記」は、大野林火監修、俳句文学館編。入門というだけあり、季語は約800と少ないが、季語解説、例句に、鑑賞がプラスされており、各季語の代表の1句を味わえる。特に全例句にルビが振られており、大変助かる。初版が1984年昭和59年で、初めての新版が平成30年2018年3月に出た。初版より活字が大きいのは時代の流れ。助かる。
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合本俳句歳時記 大活字版

2021-10-24 | book
2019年平成元年3月刊行の「角川書店編 合本俳句歳時記 第5版」は、春・夏・秋・冬・新年の5冊の文庫版の歳時記を合本したものだ。7,896語を収録している。季語解説と例句がある。

歳時記は、四季と新年の5つに分かれるが、合本は、この1冊で、どの季節かわからないものまできちんと整理できるので、ありがたい。特に今回の第5版は大活字本が用意されていて、還暦過ぎたものは助かる。これを購入した。
巻末には、二十四節気略歴と助数詞表、文語文法活用表、間違えやすい旧仮名遣い一覧があり、役に立つ。
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甘酒

2021-10-17 | food
NHK俳句を見ている。9月の櫂未知子さんの兼題は「枝豆」だった。枝豆は夏の季語かと思いきや、秋三の季語だ。
櫂さんは、この番組で、「甘酒」はいつの季語かと出演者に聞いていた。雰囲気的には冬、あるいは秋かと思っていたら、夏三の季語。夏の疲れた体を癒す、暑気払いの飲み物だったという。
そういえば、昔、ヨーグルトメーカーを買っていたことを思い出した。温度を一定に保つ機械だ。インターネットで見ると、電気炊飯器でできるとある。そこで作ってみた。

まず、お米を炊く。電気炊飯器に1合を普通通りに洗米し、ざるに上げて、釜に移す。そこへ水を350ml入れて、普通通りに炊く。少し、やわらかい、お粥のようなお米が出来上がる。うちの炊飯器は、自動で保温に切り替わっている。
水を350ml準備する。釜に水を少しづつ入れて混ぜる。60℃を切るまで入れる。切らなければ水を少し足す。料理用の温度計をそのために購入した。
そして、米麹400gを入れ、混ぜる。
ふたを開けたまま、保温状態で、釜に濡れ布巾をかぶせ、待つこと8時間。布巾が乾くので、時折、また、水道水で濡らして、絞り、かけてやる。

出来上がります。おいしい、ほっとする味です。アルコール分はないので、運転前に食べても大丈夫。ただし、カロリーが高いので、食べすぎには注意。我が家では2人が毎朝、スプーン4杯をカップに入れ、牛乳と混ぜて食べています。2週間でなくります。





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季語手帳

2021-10-10 | book
俳句に触れるようになり、さまざまな俳句に親しむ時間が楽しみだ。
虚子さんも、湘子さんも、俳句の3要素を教えてくれる。五七五という韻、季語、そして、切字だ。虚子さんは、て、「400年の俳句の歴史。十七字、季題という鉄索にしばられている俳句にあっては、変化の程度はある範囲内のことに限定されている。これは俳句の運命である。」という。

そこで、テレビでお馴染みの俳人 夏井いつきさんの「365日 季語手帳」を購入した。2017年から発刊されている。365日の季語、例句、そして、解説。その巻末に底本の紹介がある。そこに掲載されているのが、講談社の「カラー版 新日本大歳時記」と角川書店の「角川俳句大歳時記」だ。

また、藤田湘子さんの「新版 20週俳句入門」では、第2週に「作句の必需品」があり、小型、中型、大型として計22冊が紹介されている。その中に、講談社と角川書店は大型として紹介されている。湘子さんのお勧めは、小型の「角川文庫 俳句歳時記」、中型の「ハンディ版入門歳時記」だ。
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布袋草咲く

2021-10-05 | life
今は、8月に入り、立秋過ぎに、台風が目白押し。気温も低く、ある意味、過ごしやすい日々だったが、9月に入ると、結構暑い日が続いている。

布袋草が咲くのも、昨年は8月26日、一昨年は9月5日だったが、今年は咲かない。それでも1か月遅れの10月5日に一株咲いた。ホッとする。
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高浜虚子 俳句への道

2021-10-03 | book
俳人、高浜虚子の「俳句への道」を読んだ。
虚子は、1874年〈明治7年〉2月生まれで1959年〈昭和34年〉に亡くなる。明治から昭和戦後まで、先輩、正岡子規の期待を背負い、俳誌『ホトトギス』を運営しながら、「客観写生」と「花鳥諷詠」の道を突き進んだ。無季、不定型、社会派、人間探求派など、俳句というジャンルの中で起きた多くの流れの中で、自分が突き進んだ俳句の道を、わかりやすく伝える一冊。1952昭和27年から29年にかけて、虚子が80歳前の晩年に、次女、立子の俳誌「玉藻」に掲載した俳話を集めた。

虚子は、大正から昭和にかけて、四天王、四S,四Tなど多くの俳人を育て、子や孫も俳人となった。長男、年尾(明治33年1900年–昭和54年1979年)、次女、星野立子(1903年(明治36年)-1984年(昭和59年))、年尾の次女、稲畑汀子(昭和6年1931年生まれ)、立子の長女、星野椿(昭和5年1930年生まれ)がいる。

1997年、平成9年1刷。
「俳句への道」「俳句(37の俳話)」「俳諧」「研究座談会」の4構成。
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