1948年生まれの吉竹純が、投句者の視点で、気軽でかつ奥の深い俳句の投句について書いた。10歳年上の著者は、50過ぎの平成12年、2000月3月を前に会社を早期退職する。その直前1999年、全国の俳句大会で初入選する。その作品集が送られてきてから今日までの俳句道を提案する。
日曜俳句で新書ができるのか。そんなに情報量があるのかと思いながら読み進める。
日曜俳句。新聞・テレビ・雑誌に、投句料はいらず、出かける必要もなく、ひとりで作り、はがきに書いて投函すればよい。最近はネットでも。
俳句結社、同人誌、句会、俳句教室。その5つ目の日曜俳句。100万人の人口がいると筆者。
日曜俳句とは何か
新聞や雑誌、テレビなどのメディアに投句し、選を受ける一連の流れ、および公表された作品のこと。趣味として俳句を作るのが日曜俳人。俳壇の大御所が手に取り、読んでくれる。そして、選んでくれると反響がある。
その選者にも背景の俳句団体がある。俳句団体、現代俳句協会、俳人協会、日本伝統俳句協会、国際俳句交流協会。
日曜俳句デビュー
歳時記の話、新聞俳壇の魅力、各新聞の特徴と選者へのこだわりと入選のこつ、没作品でも1年寝かす。時間の経過とましになる技術が、点検を促す。そして別の先生に出す。
投句ははがきで。そしてパソコンで作成。プリンターで印刷。データベースにもなる。失敗や取りやめたはがきは、1枚5円で交換。はがきははずれ年賀はがき。縦書き一行。投函するまでの時間ときれいに印刷することで先品の粗が見えてくる。
「二物衝撃」「一物仕立て」「季語の斡旋」などの俳句用語の説明。投句の確認。入門書は、選者の先生の書がよい。
日曜俳句の続け方
継続は力なり。投句に解説はいらない。俳句だけで勝負しろ。作品だけで自立しろ。
ある先生のコメント「52回の投句と書いてあったはがきを読んで。全部没。こういう方は入選句を楽しむうちにきっとコツを会得される。」「たゆまず作って出して、結果に頓着しない。そして人の良い句を楽しむ。それが俳人の心だ。プロの俳人も同じだ」と。
1999年ごろに退職して、朝日俳壇に投句を始める。毎週欠かさず、歳時記をひっくり返して作句の日々。選ばれたのが投句して3年目。意思の上にも3年。
類句は時間が解決する。
日曜俳句には思い出がいっぱい。続ければ日記になる。
投句から掲載までのタイムラグを計算せよ。無季より有季を。日曜俳句には選者との出会いも大切。合わない選者とは一考も。2年取ってもらえぬ選者とは休んでみる。選者との相性も大切。
新聞俳壇の魅力は2週間から1か月俳誌にはないスピード。時世をキャッチした句もあり。俳句にフィクションあり。新聞の俳壇はジャーナリズムだ。
震災と俳句。
外国でHAIKU俳句。
明日へ動く日曜俳句
面倒なことはしたくない。自分一人の記念として残ればよい。それもまた、日曜俳句の楽しみ方。
俳人、俳句を教える人、趣味として楽しんでいる人の3つのカテゴリー。頂上には芭蕉。多くの俳人が道標。裾野でよい日曜俳句。裾野がなければ頂上もない。
巻末に筆者の投句規定が載っている。筆者の入選した多くの句も。
投句の位置づけ、そして魅力、ノウハウ。俳句の魅力。趣味としての俳句である日曜俳句を語る。
日曜俳句で新書ができるのか。そんなに情報量があるのかと思いながら読み進める。
日曜俳句。新聞・テレビ・雑誌に、投句料はいらず、出かける必要もなく、ひとりで作り、はがきに書いて投函すればよい。最近はネットでも。
俳句結社、同人誌、句会、俳句教室。その5つ目の日曜俳句。100万人の人口がいると筆者。
日曜俳句とは何か
新聞や雑誌、テレビなどのメディアに投句し、選を受ける一連の流れ、および公表された作品のこと。趣味として俳句を作るのが日曜俳人。俳壇の大御所が手に取り、読んでくれる。そして、選んでくれると反響がある。
その選者にも背景の俳句団体がある。俳句団体、現代俳句協会、俳人協会、日本伝統俳句協会、国際俳句交流協会。
日曜俳句デビュー
歳時記の話、新聞俳壇の魅力、各新聞の特徴と選者へのこだわりと入選のこつ、没作品でも1年寝かす。時間の経過とましになる技術が、点検を促す。そして別の先生に出す。
投句ははがきで。そしてパソコンで作成。プリンターで印刷。データベースにもなる。失敗や取りやめたはがきは、1枚5円で交換。はがきははずれ年賀はがき。縦書き一行。投函するまでの時間ときれいに印刷することで先品の粗が見えてくる。
「二物衝撃」「一物仕立て」「季語の斡旋」などの俳句用語の説明。投句の確認。入門書は、選者の先生の書がよい。
日曜俳句の続け方
継続は力なり。投句に解説はいらない。俳句だけで勝負しろ。作品だけで自立しろ。
ある先生のコメント「52回の投句と書いてあったはがきを読んで。全部没。こういう方は入選句を楽しむうちにきっとコツを会得される。」「たゆまず作って出して、結果に頓着しない。そして人の良い句を楽しむ。それが俳人の心だ。プロの俳人も同じだ」と。
1999年ごろに退職して、朝日俳壇に投句を始める。毎週欠かさず、歳時記をひっくり返して作句の日々。選ばれたのが投句して3年目。意思の上にも3年。
類句は時間が解決する。
日曜俳句には思い出がいっぱい。続ければ日記になる。
投句から掲載までのタイムラグを計算せよ。無季より有季を。日曜俳句には選者との出会いも大切。合わない選者とは一考も。2年取ってもらえぬ選者とは休んでみる。選者との相性も大切。
新聞俳壇の魅力は2週間から1か月俳誌にはないスピード。時世をキャッチした句もあり。俳句にフィクションあり。新聞の俳壇はジャーナリズムだ。
震災と俳句。
外国でHAIKU俳句。
明日へ動く日曜俳句
面倒なことはしたくない。自分一人の記念として残ればよい。それもまた、日曜俳句の楽しみ方。
俳人、俳句を教える人、趣味として楽しんでいる人の3つのカテゴリー。頂上には芭蕉。多くの俳人が道標。裾野でよい日曜俳句。裾野がなければ頂上もない。
巻末に筆者の投句規定が載っている。筆者の入選した多くの句も。
投句の位置づけ、そして魅力、ノウハウ。俳句の魅力。趣味としての俳句である日曜俳句を語る。